1/28に映画「コインランドリーカタルシス」の試写会&舞台挨拶が行われました。
イケメン図鑑では舞台挨拶の様子をレポートいたします。
コインランドリーを舞台に男女4人の切ないラブストーリーが紡がれていく……
映画「コインランドリー」は、えのもとぐりむさんの大人気朗読劇「コインランドリー・カタルシス」が原作。
君との思い出の場所のコインランドリー。君にまた会えるんじゃないかと期待を抱きながら時間を潰す僕。しかし、現れたのは黒いスーツの危ない雰囲気の男。その手には君がなくした片方の靴下が……
コインランドリーで4人の切ないラブストーリーが回りだします。
イケメン図鑑では過去に記事化しているので、詳細はこちらも併せてご確認ください^^
木戸邑弥さん、北原里英さん、阿部亮平さん、菅井玲さん、えのもとぐりむさんが登壇!
早速舞台挨拶の様子をレポートいたします!
「最初に出演者のみなさんから一言お願いいたします。」
木戸邑弥さん:「今回コインランドリーで僕役を演じさせていただきました、木戸です。本日はお忙しい中、お休みの時間を使っていただいてありがとうございます。楽しんでいただけましたか?」
観客拍手
木戸邑弥さん:「ありがとうございます。ほんの少しの時間ですが、今日は舞台挨拶もあるということで、僕たちも久々に集まって懐かしい話をしつつ、そしてまた皆さんとこの作品の思いとかを共有できればなと思ってますので、最後までぜひよろしくお願いいたします。」
北原里英さん:「君役を演じました北原里英です。個人的に2023年初のこういった人前での挨拶なので、それがこの素敵な世界観の、素敵な映画の舞台挨拶なことがとても幸せだなと思います。今日は短い時間ですがどうぞよろしくお願いします。」
菅井玲さん:「女役を演じました、菅井玲です。今日はみなさんにお会いできるのを楽しみにしてきました。短い時間ですがよろしくお願いいたします。」
阿部亮平さん:「男役を演じました阿部亮平です。今日は皆さんきていただいてありがとうございます。昨日じゃなくてよかったなってね、昨日だったら雪とか雨とかね。みなさんこの後も楽しんでください。よろしくお願いします。」
えのもとぐりむさん:「原作を担当しましたえのもとぐりむです。これだけたくさんの人に見ていただけて本当に幸せです。今日はよろしくお願いします。」
「映画では本作品が初主演ということですが、役が決まった時や撮影に臨む時の意気込みなどいかがでしょうか?」
木戸邑弥さん:「意気込みですか?そうですね。僕、実は映画では初主演ということで、素直に役者としても嬉しいですけれども、僕はえのもとぐりむさんと出会ったことが役者人生の中でとても宝物だなと思っているので、初めてご一緒させていただいたときは舞台で、その後に朗読劇などもやらせていただいたんですけれども、やっぱりぐりむさんの描く作品、届けたい作品が、僕自身もすごく好きだったので、今回映画という形でたくさんのまた新しい方々に届けられることで、えのもとぐりむっていう方を広めてやろうという意気込みで…… はい!」
えのもとぐりむさん:「めちゃくちゃ恥ずかしい。」
木戸邑弥さん:「いえいえ、でも本当にね、僕が好きな人を届けたいっていう気持ちが強かったので、ぐりむさんの言葉を信じて、台本に書かれた言葉を信じて、まっすぐに演じさせていただきました。」
「結構伸び伸びと演じられたということで……?」
木戸邑弥さん:「そうですね、伸び伸びと。撮影も結構まあタイトなスケジュールだったんですけども、僕自身結構、いろんな方と本当に御三方と絡むシーンだったので。役によっては絡まない人もいると思うんですが、僕は御三方全員とキャスト全員と絡ませていただいたので、毎回人が変わって、楽しくやらせていただきました。」
「君役はとても言葉を大事にされる役でしたが、今回演じられていかがでしたか?」
北原里英さん:「私も本当に元々ぐりむさんの描く言葉の数々本当にすっごく美しくて儚いところがすごく好きなので、それをしかも映像作品で、自分の口から言えたことがとても嬉しいですし。この映画がすごく綺麗だったじゃないですか、海だったり空だったりとかもすごい綺麗だし、コインランドリーも思い出のあるものだけど、なんかすごくオシャレに見えたりとかもして、私はこういった雰囲気の映画がとても大好きなので、こういった映画に自分が出れていることがとても嬉しかったですね。」
「えのもとぐりむ作品らしい、含みのある役を演じられた菅井さんは演じられて、いかがでしたか?」
菅井玲さん:「めちゃめちゃ苦戦しました。大変だったなと思って、私も人を思うというのを忘れてしまった人間なんですけど(笑)」
一同ツッコミと笑い
木戸邑弥さん:「そんなことないですよ!(笑)」
菅井玲さん:「恋愛小説家っていう役で、苦戦しながら現場にはいたんですけれども、そんな中で、男役の阿部さんの佇まいというか、醸し出す豊かさ。さっき映像を見てたんですけれども、哀愁だったり、ときにはチャーミングなところも見れたりして、「あ、人ってこういう時に好きになるんだな」って現場でちょっと思ったりもしながら、試行錯誤して私は演じました。」
「哀愁漂う、チャーミングな役を演じられた……」
阿部亮平さん・木戸邑弥さん「チャーミングな役なの!?(笑)」
「阿部さんは木戸さんと旅をするという役でしたが、いかがでしたか?」
阿部亮平さん:「そうですね、何かもう木戸くんと旅行している気分ですね。ずっと、コインランドリーから始まってね。なんか海辺でも二人で座ったり、堤防の方に行ったりとか、なんか……何だろうな、デートしてるみたいな感覚で」
一同笑い
阿部亮平さん:「木戸くんファンには悪いけど。なんか二人で海にデートしに行ったみたいな、そんな感じでしたよね。」
木戸邑弥さん:「そうですねえ、めちゃめちゃ楽しかったですけどね!」
阿部亮平さん:「夕日撮らなきゃいけなくてね? 撮っているのかとってないのかわからなくて……」
木戸邑弥さん:「カメラマンやスタッフさんが遠すぎて、遠くの方から僕たち二人を狙ってて、本番っていうのが聞こえなくて、「すみません。今、本番って聞きました?」って確認しながら。とりあえずやっとくか!つって(笑)」
「お二人の打ち解けた雰囲気が映画の作品にそのまま反映されていたり?」
木戸邑弥さん:「なんだろうな、なんかちょっと撮影が一年以上前のことなので、順番がはっきり覚えてないんですけど、何となく感覚的にあのコインランドリーで初めて出会うシーンあったじゃないですか。あそこが1番最初だったと思うんですよね?物語の時系列通り、そこから旅を、デートをしていくんですけども(笑)その中で、今回初共演だったんですけど、最初の役的な距離感がリアルにどんどんどんどん近くなっていく感じが、僕も作品をみて、いい方向に行ったなという感じはありましたけどね。」
「本作品は朗読劇の実写映画化、という新たな試みでした。そこで、えのもとぐりむさんに朗読劇を映画にされるにあたって、苦労された点や工夫された点をお伺いできればと思いますが、いかがでしょうか?」
えのもとぐりむさん:「やっぱり気になったのが、さっき木戸くんが、「えのもとぐりむに出会えたことが役者人生に」……ってとこで、「やくさ」ってちょっと噛んだところが、嘘ついたのかなって(笑)」
北原里英さん:「いや、私もそれ思ったんですよ(笑)」
木戸邑弥さん:「いやいや、絶対ごまかしきれたなって思ったんですけど(笑)」
えのもとぐりむ:「あはは、ごめんなさい。朗読劇はポエムっぽいセリフ回し、みたいなのが結構多くて。それを口語にするにはどうすればいいんだろうっていうのを、監督とは結構脚本に入る前に打ち合わせさせていただきました。」
「撮影には実際足を運ばれたんですか?」
えのもとぐりむさん:「はい、3日ほど。コインランドリーのシーンと海のシーンにお邪魔させていただきました。」
「キャストの皆さんの様子はいかがでしたか?」
えのもとぐりむさん:「元々劇場で黒い箱の中でやっている朗読を、ちゃんとバックに景色があったりとか、その中に僕の好きな役者さんたちがいて、なんかこれはすごいいいものになるなと勝手に思いました。」
「他にも撮影秘話や裏話ありますでしょうか?」
木戸邑弥さん:「撮影秘話というか、それこそ今ぐりむさんが撮影現場にいらっしゃったお話があったんですけれども、ぐりむさんとはそんな役の話を別にしてないですもんね。」
えのもとぐりむさん:「そうですね~。」
木戸邑弥さん:「なんとなく僕のイメージで、走るシーンがあったと思うんですけど、妹を追いかけるシーンかな?僕なりの走り方をしてたら、ぐりむさんが「あの走り方かわいいね~」と言ってくれたのをめちゃめちゃ覚えてます(笑) 不器用な感じ気持ちだけが先に行って、体が追いついてないみたいな子供のような感じをやって、そう(走り方かわいいと)言っていただいて嬉しかったですね。脚本家さんわざわざ現場まで来てくださって、そういう言葉をくださるのは嬉しかったな~というのは覚えています。」
「実際ぐりむさん的には走り方などは合っているな。と感じたのでしょうか?」
木戸邑弥さん:「やめてくださいよ!違うと言われたら、どうするんですか!(笑)」
えのもとぐりむさん:「えーっとですね…… 舞台ではよく木戸くんに主人公をお願いすることが多くてですね、その役作りとか普段からそういう話はあんまりしなくて。ほんとに任せられる俳優さんだな。と僕は思っていて、僕の頭でこう想像して描いたことをしっかり具現化してくれるし、綺麗なお顔立ちだし、見ててずっと楽しいなと思ってます。
会場:ふふふ(笑い声)
木戸邑弥さん:「誰?今笑ったの!?(笑)」
えのもとぐりむさん:「最高の俳優さんだと思っています。」
「コインランドリーでの思い出はありますでしょうか?」
北原里英さん:「コインランドリーは……実際私あんまり行ってないですし、インがコインランドリーだったので、やっぱりインならではの緊張感の中だったので、あんまりコインランドリーのほうは記憶がちょっと曖昧で、海のほうがすごく思い出には残ってます。」
「海はみなさんで行かれたのですか?」
北原里英さん:「阿部さんとかは一緒だったし、妹のイカちゃんとかも一緒だったので、海はみんなでだったので、それは覚えてますね。」
「最後に木戸さんからコインランドリーカタルシスをご覧になったみなさまへメッセージをお願いいたします。」
木戸邑弥さん:「本日は改めてお忙しい中、お時間を取っていただき、本当にありがとうございます。先ほども申したように、ぐりむさんの描く生み出す言葉の数々が本当に大好きで、その素敵な言葉の数々がたくさん詰め込まれている作品だと思っております。僕ぐりむさんとは舞台とか朗読劇でも一緒にやらせてもらっているんですけど、映画も一緒で言葉ってどんなに素敵でも届ける相手がいないと意味がないなと僕は思っているので、こうして昨日から始まって、今日たくさんの方々にその言葉たちが届いているというのを目で見て実感できて、嬉しく思っております。これからもね、まだまだ映画続いていきますので、ぜひみなさんたくさんの方々にこの言葉を届けたいと思っております。そして、お時間がありましたら、シネマのほうに遊びにきていただいて、この大きなスクリーンで大きな音でその言葉の数々を受け取っていただけたらなと思います。本日はお集まりいただき、ありがとうございました!」
シネ・リーブル池袋にて2月2日まで上映!
ルミネ池袋 8Fにあるシネ・リーブル池袋にて2/2(木)まで上映されます。
当日のチケット情報は以下からチェックしてくださいね^^
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=koikata
キャスト
僕 役
木戸邑弥
君 役
北原里英
男 役
阿部亮平
女 役
菅井玲
原作:えのもとぐりむ
監督・脚本・編集:長谷川康
音楽:吉川清之 撮影:中村耕太
照明:左納康弘 録音:南徳昭
美術プロデューサー:伊藤正美 衣装:まなべかずこ ヘアメイク:斎藤美穂 美術・装飾:TETSU オンライン編集:長尾優輝 監督補:チョトサンミシェル
プロデューサー:佐久間達也 撮影助手:木谷増美 照明助手:木村円香 録音助手:高橋俊 制作主任:中村勇士 車輌:守田敏行 AP:鈴木ジェリーン VFX:あこちゅあ
https://koikata.aero.mu/