2次元×3次元がクロスする新しい形のメディアミックス演劇コンテンツプロジェクト『青山オペレッタ』。そんな『青山オペレッタ』の第7弾公演が、2024年11月21日から東京・新宿村LIVEにて開幕! 本記事ではゲネプロの模様をお届けします。
※以下、ネタバレを含みますので、ご注意ください。
歌劇団「青山オペレッタ」を舞台に、3部構成のステージを披露!
本作は、2021年に上演された舞台第2弾、『青山オペレッタ THE STAGE ~ルーナ・ピエナ/満ちる月~』の後日談が描かれます。
今回も『青山オペレッタ THE STAGE 』の醍醐味といえる、本編+劇中劇+レヴューの3部構成で上演! 劇中劇を演じるに至るまでの物語を描いた本編、オペラの演目を題材にした壮大な劇中劇「ナブッコ」、最後にキャストが歌って踊るレヴューと、ボリュームたっぷりの内容で観客を楽しませます。
【本編】波留と爽人の確執の真相。その先に見えるものとは──
東京・青山にある、未婚の男性だけで構成された歌劇団「青山オペレッタ」の専用劇場の前に、一人の少年がやってきました。
その少年は、大女優の母と有名映画監督の父を持つ演劇界のスーパーサラブレッド・聖 波留(演・輝山 立さん)。30倍もの競争倍率を勝ち抜き、わずか15歳で「青山オペレッタ」への入団を果たしたものの、周囲の目は厳しく、慣れない寮生活に戸惑っていました。
そこへ現れたのが、波留と同期入団の美園爽人(演・佐藤たかみちさん)。波留を“ちびっこ”とからかいつつも、何かあったら自分を頼れと優しい言葉をかけます。しかし、二人の間には確執が生まれてしまい……
100年記念公演「ナブッコ」を通して二人は和解し、公演は大成功しましたが、その経緯を知るものは誰もいませんでした。
爽人と波留に何があったのか。同じチームの横澤寿泉(演・平賀勇成さん)と夏目 澪(演・設楽銀河さん)は調べることに。
そんななか「青山オペレッタ」の劇団関係者である・夢咲辰樹(声の出演・下野 紘さん)に呼び出された演出家の八木尾卓也(演・小林竜之さん)とダンス講師の相良明之介(演・杉江大志さん)は、ピエナによる「ナブッコ」の再演を命じられます。
公演予定の劇場規模を知り、驚くピエナの4人。しかし、波留はどんな劇場でも実力を発揮してこそ本物の役者だと意気込み、爽人も同意します。
寿泉の提案で、今回は100年前に上演された「ナブッコ」を再演することに。しかし、100年前の「ナブッコ」は前回とラストシーンが大きく異なるため、うまく演じられるのか、波留は不安を覚えます。
「ナブッコ」の稽古は進んでいきますが、やはり波留は問題のラストシーンがうまく演じられず、ピエナに危機が訪れます。爽人と波留は、新たな「ナブッコ」を演じ切ることができるのか。メンバーが辿り着く結末とはーー
【劇中劇】オペラの演目を題材にした壮大な歴史ドラマを熱演!
~あらすじ~
紀元前6世紀、バビロニア王ナブッコがユダヤの国に攻め込んだ。
窮地に陥ったユダヤ教の大祭司ザッカーリアは
人質にとっていたナブッコの次女フェネーナに短剣を突きつけたが、
密かにフェネーナを愛していたイズマエーレが阻止する。
それを機にナブッコは神殿に火を放ちユダヤの人々を捕虜とした。
そんな中、長女アビガイッレは自身が奴隷との子なので
ナブッコは王位を次女フェネーナに譲ろうとしている事を知り、
自身が王位に就く野心を抱く。
一方フェネーナはイズマエーレへの愛からユダヤ教に改宗しようとしていた。
それに怒ったナブッコは
「ユダヤを征服したのは私だ、神は私ただひとり、お前たちの王なのだ!」
と叫んだ。
しかし天罰として雷に打たれ、気を失う。
その隙に王位を奪ったアビガイッレはユダヤ人とフェネーナを処刑しようとするが
正気を取り戻したナブッコは神に許しを請い
フェネーナとユダヤ人の処刑を阻止し彼らを解放した。
野望を打ち砕かれたアビガイッレは毒薬を飲んで自決。
ナブッコはユダヤの神に仕える王として讃えられた。
◇劇中劇キャスト
ナブッコ/美園爽人(佐藤たかみち) ―― バビロニア王
アビガイッレ/聖波留(輝山立) ―― ナブッコが奴隷に産ませた長女
イズマエーレ/横澤寿泉(平賀勇成) ―― ユダヤ王の甥
フェネーナ/夏目澪(設楽銀河) ―― ナブッコの次女
ベルの大祭司/斎鷹雄(中山優貴) ―― ナブッコに反逆しアビガイッレに王をすすめる
ザッカリーア/加賀見祥太(友常勇気)―― ユダヤ教の大祭司
アブダッロ/正留宗一郎(フクシノブキ) ―― バビロニア王の若き将兵
アンナ/真鳥夕(岩崎悠雅) ―― ザッカリーアの妹
【レヴュー】歌って踊る、豪華絢爛なステージ!
本編、劇中劇のあとはお待ちかねのレヴュー! まずは相良明之介がひょっこりと登場し、軽快なトークで会場を温め、レヴューへの期待を高めます。
なお、ゲネプロの場においても「メイちゃん(相良明之介)が一番かわいかったって書いといて!」とご所望だったので、キラキラな衣装を着たメイちゃんが一番かわいかったことは書き添えておきます。
レヴューは、相良明之介と八木尾卓也による「青山オペレッタ」の定番ソング『AOYAMA トワイライト』でスタート! ピエナをはじめ、ノーヴァ、ファルチェのメンバーも登場し、華麗なダンスと歌を披露します。
「青山オペレッタ」の主題歌『星なる僕ら』の初披露もあり、ステージと会場が一体となって素敵な時間を過ごせること間違いなしです!
芝居に真摯に取り組む“役者の姿”に心を打たれるストーリー
『青山オペレッタ THE STAGE ~ピエナ・クラシコ/始まりの刻~』は、芝居に真摯に取り組む役者たちの姿を3部構成を通して丁寧に描いています。この舞台にあがる役者たちの芝居がどうやって作られているかも垣間見えるようで、心を打たれる方も多いはず。
舞台は一人では成立しないからこそ、仲間を信じ、支え合いながら、互いにリスペクトし合う姿はきっと多くの人の心に響くことでしょう。
また、それまでの葛藤や悩みを払拭するかのように、ガラッと雰囲気を変えて演じられる劇中劇もお見事! 最後のレヴューでは、スポットライトを浴びてキラキラ輝く彼らをペンライトなどで応援し、一粒で三度おいしい舞台をぜひ劇場でお楽しみください。
チケット・配信情報
チケット情報
S席 (前方3列) 11,000円(税込)
A席 9,900円(税込)
当日券や当日引換券の販売を行っているので、詳細は公式サイトをご確認ください。
配信情報
配信期間
【11月26日(火) 12:00公演】11月26日(火) 12:00~12月3日(火) 23:59
【11月27日(水) 17:00公演】11月27日(水) 17:00~12月4日(水) 23:59
スイッチング映像
4,400円(税込)
スイッチング映像+特典映像
6,600円(税込)
スイッチング映像+定点映像
6,600円(税込)
スイッチング映像+定点映像+特典映像
8,800円(税込)
どうしても劇場まで行けない方は配信でお楽しみいただけます。詳細は公式サイトをチェック!
公演概要
■公演名『青山オペレッタ THE STAGE ~ピエナ・クラシコ/始まりの刻~』
■公演日程
2024 年 11 月 21 日(木)~11 月 27 日(水)ピエナ公演 10公演+記念イベント 2 公演
★=『青山オペレッタ THE STAGE ~ピエナ・クラシコ/始まりの刻~』公演記念イベント
① 11月21日(木)18:00公演
② 11月22日(金)13:00公演
③ 11月22日(金)18:00公演
④ 11月23日(土)13:00公演
⑤ 11月23日(土)18:00公演
⑥ 11月24日(日)13:00公演
⑦ 11月24日(日)18:00公演
⑧ 11月25日(月)18:00公演
⑨ 11月26日(火)12:00公演
★ 11月26日(火)18:00公演 『公演記念イベント①』
★ 11月27日(水)12:00公演 『公演記念イベント②』
⑩ 11月27日(水)17:00公演
■劇場情報
新宿村LIVE(https://www.shinjukumura-live.com/)
〒169-0074 東京都新宿区北新宿2丁目1−2 B2
『青山オペレッタ THE STAGE ~ピエナ・クラシコ/始まりの刻~』
【出演者】
■チーム・ピエナ
美園爽人 役/佐藤たかみち
聖 波留 役/輝山立
横澤寿泉 役/平賀勇成
夏目 澪 役/設楽銀河
■チーム・ノーヴァ
斎 鷹雄 役/中山優貴
加賀見祥太 役/友常勇気
■チーム・ファルチェ
正留宗一郎 役/フクシノブキ
真鳥 夕 役/岩崎悠雅
■劇団関係者
相良明之介 役/杉江大志
八木尾卓也 役/小林竜之
夢咲辰樹 役/下野紘(声の出演)
■「青山オペレッタ THE STAGE」公式X(旧Twitter)
@aoope_stage(https://twitter.com/aoope_stage)
■「青山オペレッタ THE STAGE」公式HP
https://stage-aoyamaoperetta.com
■チケット情報
【席種】
S席 (前方3列) 11,000円(税込)
A席 9,900円(税込)
【販売スケジュール】
★一般発売(先着)
10月19日(土)10:00~
©青山オペレッタ THE STAGE ©AOS