【オフィシャルゲネプロレポート】舞台「あいつが上⼿で下⼿が僕で」-決戦前夜篇- 開幕!!

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5月3日に『舞台「あいつが上⼿で下⼿が僕で」-決戦前夜篇-』が東京にて開幕! 本公演に先⽴ち行われたゲネプロのオフィシャルレポートが届きましたので、その様子をお伝えします。

目次

ゲネプロレポート

舞台は湘南。
かつて”遭難劇場”とも⾔われた「湘南劇場」、その湘南劇場すらも閉館したのちの物語である。
「あいつが上⼿で下⼿が僕で」シリーズを⾒たことがある⽅も、無い⽅もご安⼼を。
とある“配慮ある演出”からストーリーは始まる。

登場するのはコンビ間にそれぞれの思いを抱えた3組のコンビ芸⼈、未来⼈と現代⼈という特異なコンビながら安定している…はずのアマゲン(現多英⼀ 演︓陳内将、天野守 演︓梅津瑞樹)、コンビ格差による⼆⼈のバランスの悪さに悩むノノクラゲ(東雲嵩紀 演︓溝⼝琢⽮、狭間くらげ 演︓⼤平峻也)、ドバイに進出したものの、なにかと喧嘩ばかりのねあんでる(千波未明 演︓⽊津つばさ、⿊旗晩 演︓中尾暢樹)。

お笑い賞レース「38ファンタジスタ」の第3回戦前夜、3組の芸⼈は湘南にある⺠宿「湘南ハウス」で偶然居合わせる。
彼らを迎えるのは、「湘南ハウス」を経営する現多の祖⽗・源吉(演︓廣⽥⾼志)と祖⺟・春⼦(演︓⽯井麗⼦)。
個性豊かなキャラクターたちは⼀つ屋根の下、笑いの絶えないドタバタ劇を繰り広げる。

しかし、どことなく懐かしさや安⼼感を感じさせる⺠宿と、同じ湘南劇場出⾝の芸⼈仲間たちに触発されてか、⾃分⾃⾝と向き合い、相⽅と向き合い、思いをぶつけ合う3組の芸⼈たち―――。
等⾝⼤の彼らの姿に、⼼を揺さぶられずにはいられない。

さらに本シリーズの魅⼒といえば、役者が体当たりで挑む漫才シーン。
今作ではまさに決戦の場⾯、「38ファンタジスタ」の第3回戦のネタとして、各コンビ1本のネタが披露された。
漫才の完成度もさることながら、それぞれの前夜を⾒届けた上で⾒る漫才にはグッとくるものもある。

―――聞くところによれば各コンビ、ネタは2本ずつ⽤意しているのだとか。
ご観劇の際にはどちらのネタが披露されるのか、ぜひお楽しみにいただきたい。

2部のライブパートが始まると、客席から次々とキャストが登場。
新曲のキャラクターソングだけでなく、過去曲もスペシャルバーションで披露した。
今作から声出しも解禁され、アップテンポな曲で客席のボルテージを上げるねあんでる、かわいらしい振り付けで客席を魅了するノノクラゲ、「アマゲン︕」コールで会場を⼀体化するアマゲンと、三者三様の盛り上がりを⾒せた。

笑い、泣き、盛り上がり、全⽅位に楽しめる公演になっている。

「あいつが上⼿で下⼿が僕で」(通称︓カミシモ)とは?

「あいつが上⼿で下⼿が僕で」(通称︓カミシモ)は、お笑い界という⼤海原に揉まれ、マストが折れ、漂流した者が最後に辿りつく場所「湘南劇場」に集まった芸⼈たちの物語。絶体絶命絶望⼿前の状況で、相⽅や仲間たちと売れることを夢⾒て奮闘する芸⼈⻘春群像劇です。2021年よりテレビドラマと舞台が連動しながら物語を描いてきたカミシモは、シーズン3として本公演を⽪切りに、7 ⽉期にテレビドラマ、そして11 ⽉に舞台公演が決定しています。

キャストコメント

現多英⼀役 陳内将

●ご⾃⾝のキャラクターが関わる部分で特に注⽬してほしいポイントを教えてください。
冒頭から終演まで、⾃分が惚れた相⽅の運命に終始左右され、いや、良くいいすぎました。
振り回されています。笑
今回関わる皆様は、ドラマでも絡みは少なく、祖⽗⺟の御⼆⽅に関してはシリーズ初登場なので、どのやりとりもきっと皆様の⽬には新鮮に映るのではないでしょうか。

●本作はコンビの絆がテーマとなっておりますが、稽古をしていく中で相⽅を演じるキャストとの絆や、関係の変化を感じた瞬間がございましたら教えてください。
ご飯に⾏けるようになったので、数回ご飯を共にしました。
あと、彼の⾷事リズムに合わせてみようと思い、勝⼿にファスティングを始めてみまして、これを書いている今が五⽇⽬です︕
三⽇⽬あたりで少しボーッとして、中尾暢樹に⼤丈夫ですか︖と訊かれたので、かくかくしかじか、相⽅がご飯⾷べないからって話をしたら、『僕のせいみたいにしてっ』って⼩悪魔のように笑ってる相⽅を⾒れたので、ファスティングやってみてよかったです。

●お客様へメッセージをお願いいたします。
舞台「あいつが上⼿で下⼿が僕で シーズン3 -決戦前夜篇-」にご来場頂きありがとうございます︕
湘南劇場はなくなってしまいましたが、皆様が今劇場にて我々を⽬の前にして笑顔になって下さる為に、その為だけにみんなで意⾒も出し合い、相談し合い進んできました。是⾮⼤いに笑って帰って頂けたら幸いです。

天野守役 梅津瑞樹

●ご⾃⾝のキャラクターが関わる部分で特に注⽬してほしいポイントを教えてください。
シリーズを重ねる毎に⼤分⼈間らしく成⻑してきた天野ですが、今作ではそんな彼の情緒がどうなっていくのかは注⽬していただきたいポイントです。そしてアマゲンがコンビとして次のステージに上がるのか、はたまた下りるのかどうかも…

●本作はコンビの絆がテーマとなっておりますが、稽古をしていく中で相⽅を演じるキャストとの絆や、関係の変化を感じた瞬間がございましたら教えてください。
相⽅(現多英⼀役 陳内将)が僕の真似をして⼀⽇⼀⾷になりました。
⼤丈夫かなと当初は不安でしたが順調に続いているようで安⼼しています。

●お客様へメッセージをお願いいたします。
毎シーズン、徐々に近づきながら妙な空気感でやってきたアマゲンですが、今作ではいよいよ”劇場版”アマゲンという感じです。普段から劇場にいるのに”劇場版”というのもおかしな話ですが。

東雲嵩紀役 溝⼝琢⽮

●ご⾃⾝のキャラクターが関わる部分で特に注⽬してほしいポイントを教えてください。
「必ずしも求められることで頑張らなくて良い」という想いを抱いていた東雲が、“じゃないほう芸⼈”から脱却した今、何を感じていて何に悩んでいるのか……。今回のノノクラゲに⼤きな衝突はありませんが、たまに吐露する⼼のすれ違いをお届けできたらと思います。

●本作はコンビの絆がテーマとなっておりますが、稽古をしていく中で相⽅を演じるキャストとの絆や、関係の変化を感じた瞬間がございましたら教えてください。

前回(シーズン2)で築いた関係値のおかげで、よりストレートにディスカッションできました。芝居も漫才も、思ったことはすぐに共有できて、検証、良い⽅向へ進んでこられたと思います。峻也くんに感謝しっぱなしなことは前回と変わらない……か、それ以上ですが(笑)、絆は深まっていると感じております︕

●お客様へメッセージをお願いいたします。
あっという間です。体感、秒です。
決戦前夜のコンビたちのピリピリ感と、現多さんの祖⽗⺟とのほっこりをぜひお楽しみください︕︕

狭間くらげ役 ⼤平峻也

●ご⾃⾝のキャラクターが関わる部分で特に注⽬してほしいポイントを教えてください。
今回はくらげの⼼の弱い部分を描いてくださって、くらげの想いを感じとれるポイントも舞台上に多く散らばっていると思いますので、注⽬していただきたいです。

●本作はコンビの絆がテーマとなっておりますが、稽古をしていく中で相⽅を演じるキャストとの絆や、関係の変化を感じた瞬間がございましたら教えてください。
琢⽮くんとは今回も稽古中からずっと席も隣で、帰りもほとんど⼀緒に帰ってたので、いろんな話をしましたが、ある時、琢⽮くんが『峻也くんのために頑張る』と⾔ってくれたのがとても嬉しくて、『僕も琢⽮くんのために頑張ろう︕』と決意しました。
『ノノクラゲとして⼆⼈でお客様に楽しんでもらえるように』とその時、より⼀層⼼が繋がったような気がしました。

●お客様へメッセージをお願いいたします。
カミシモの応援ありがとうございます。今回は稽古中、前に進んで、また後ろに戻って、また前に進んでと、みんなで試⾏錯誤し、前に前にと確実に⼀歩⼀歩を踏み締めながらここまで来ました。
あとはお客様に楽しんでもらうだけです。それが僕らが戦ったあの時への最⼤のご褒美になります。
どうか劇場で同じ時間を共有していただけたら嬉しいです。

千波未明役 ⽊津つばさ

●ご⾃⾝のキャラクターが関わる部分で特に注⽬してほしいポイントを教えてください。
何を持ってコンビなのか、お笑い芸⼈なのか、存在意義というものを凄く僕達のコンビは考えています。
今まで以上にコンビ愛を感じて頂けるのではないかと思いますのでお楽しみに︕

●本作はコンビの絆がテーマとなっておりますが、稽古をしていく中で相⽅を演じるキャストとの絆や、関係の変化を感じた瞬間がございましたら教えてください。
カミシモ2から⼀緒に苦楽を共にしてきた中尾暢樹と決戦前夜篇を通してまた⼀つ⼼が繋がった気がしています。 今作のねあんでるは「漫才師」に視点を置いて物語を紡いでいます、その「漫才師」という⼤きなテーマがどのような進化を齎してくれるのか、楽しんで頂けると幸いです。

●お客様へメッセージをお願いいたします。
これまでのカミシモとはまた違った「⻘春」という物を感じられると思っております。皆様の⼼をポッと明るくできるようにキャストスタッフの皆様とお客様とここ湘南で流れる時間を⼤切にしていけたらと⼼から思っておりますので千秋楽まで何卒応援の程をよろしくお願い致します︕

⿊旗晩役 中尾暢樹

●ご⾃⾝のキャラクターが関わる部分で特に注⽬してほしいポイントを教えてください。
ねあんでるの⼀波乱がまたもや…
仲良いからこそ起こるすれ違いやちゃんと本⾳を⾔い合う姿にコンビの友情を、感じていただけたらなと思います。
そして、やはり新⽣ねあんでるの漫才を浴びてくれたら嬉しいです。
わちゃわちゃ端っこでふざけてるのは盛⼤に⿐で笑ってください。

●本作はコンビの絆がテーマとなっておりますが、稽古をしていく中で相⽅を演じるキャストとの絆や、関係の変化を感じた瞬間がございましたら教えてください。
パッと思いついたギャグを⼆⼈で⾒せれるモノに昇華させることが楽しいです。
思いつくことが似てたりもして、前回の関係を引き継いでより良いものができたかなと思います。あと、つばさがまさきと呼び捨てで呼んでくれるようになりました。笑

●お客様へメッセージをお願いいたします。
今回の舞台は特にコンビの関係にフィーチャーした作品となってます。本気で漫才に⽴ち向かう僕たちを楽しんでみてください。

公演概要

公演名︓舞台「あいつが上⼿で下⼿が僕で」-決戦前夜篇-
公演⽇程︓
〈東京公演〉2024年5⽉3⽇(⾦・祝)〜5⽉12⽇(⽇) / IMM THEATER

〈⼤阪公演〉2024年5⽉18⽇(⼟)〜5⽉19⽇(⽇) / サンケイホールブリーゼ

チケット︓10,800 円(全席指定・税込)

出演 ︓<アマゲン>現多英一役 陳内将 天野守役 梅津瑞樹
   <ノノクラゲ>東雲嵩紀役 溝口琢矢 狭間くらげ役 大平峻也
   <ねあんでる>千波未明役 木津つばさ 黒旗晩役 中尾暢樹
   現多源吉役 廣田高志 現多春子役 石井麗子

映像出演
時浦可偉役 荒牧慶彦
鳴宮良役 崎山つばさ 蛇谷明日馬役 鳥越裕貴
隊長役 吉田メタル

総合演出:橋本和明
脚本・演出:諏訪雅(ヨーロッパ企画)
主催︓カミシモ3製作委員会

【公式サイト】
https://kamishimo-stage.com/
【公式X(Twitter)】 https://twitter.com/_kamishimo (#カミシモ)

©カミシモ3製作委員会

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