5月16日(金)に吉祥寺シアターにて開幕した『更地』。オフィシャル写真を含む、開幕レポートが届きましたのでお届けします。
更地、それはさまよえる魂と亡霊たちの祝祭。

日本を代表する劇作家・演出家の太田省吾が92年に初演した『更地』。
現在でも様々な形で上演され続けている。
長年住み慣れた家が解体された更地に、ある夜、一組の夫婦がやってくる物語。
二人はかつてのわが家の跡をたどって、積み木遊びをしながら、記憶をさかのぼっていく。
なにもない地面の上、夜空の下、地球の上・・・。
出演は、今秋 Bunkamura DISCOVER WORLD THEATRE『リア王』に出演予定で、『ガラスの動物園』/『消えなさいローラ』(演出:渡辺えり)や『首切り王子愚かな女』(作・演出:蓬莱竜太)などの話題作に出演する和田琢磨さん。
映画『ビリーバーズ』ではヒロインを演じ、毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞にノミネートされ、『初恋不倫~この恋を初恋と呼んでいいですか~』、『つづ井さん』などのドラマに出演、今年2月に上演された『花と龍』(演出:長塚圭史)での好演も記憶に新しい北村優衣さん。
演出は、『Reading Drama BLINK』(作:フィル・ポーター)、『NOT TALKING』(作:マイク・バートレット)、『ポート・オーソリティ-港湾局-』(作:コナー・マクファーソン)、『テンダーシング-ロミオとジュリエットより-』(シェイクスピア原作 ベン・パワー脚色)などの荒井遼さん。
荒井演出『テンダーシング-ロミオとジュリエットより-』に主演した土居裕子さん、大森博史さんが重要な場面で声の出演をしている。様々に舞台を駆け回る十一人の子供たちと共に新たな『更地』となりました。
太田省吾の戯曲を題材としつつ、新たなアプローチとなっている今作の舞台写真が公開






(撮影:阿部章仁)
公演概要
『更地』
作 太田省吾
台本・演出 荒井遼
出演 和田琢磨 北村優衣
美術 岩本三玲
照明 稲田桂
音響 藤田赤目
衣装 藤崎コウイチ
舞台監督 八木智
宣伝美術 宇野奈津子
制作 三村楽・小見山千里・吉越萌子
制作協力 MA パブリッシング
主催:一般社団法人幻都
2025 年 5 月 16 日(金)〜18 日(日) 吉祥寺シアター
5月16日(金)
19:00
5月17日(土)
13:00
17:30
5月18日(日)
12:00
16:30
※開場は開演の30分前
※未就学児入場不可。
※公演中止の場合を除き、原則としてチケットの変更・払戻しは致しません
▶劇場
吉祥寺シアター
〒180-0004 東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目33-22
JR中央線・京王井の頭線吉祥寺駅北口下車 徒歩5分
▶鑑賞サポート
・劇場ロビー、受付では筆談ボードをご用意しています。
・車いすスペース (要予約 付添者は1名まで無料)
・聞こえにくい方のための台本貸出(要予約、無料)
予約: info01gento@gmail.com (ご希望日の前日まで、先着順)
▶料金(全席指定・税込)
一般:8,800 円
U-22(当日引換券) :3,500 円
※U-22 は、当日、要身分証明書提示
※U-22 は一般発売より受付開始いたします。先行ではお申し込みいただけませんので、予めご了承ください。
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03-5791-1812(MAパブリッシング)