【第2弾】舞台「それってキセキ」92(金城国茂)役 丸山龍星さん、 SOH(松尾奏太)役 佐藤 匠さんインタビュー

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舞台「それってキセキ」が7月31日よりシアター1010にて開幕!

イケメン図鑑では、GRe4N BOYZを演じる4名にインタビューを実施。

今回は92(金城国茂)役 丸山龍星さん、 SOH(松尾奏太)役 佐藤 匠さんのインタビューの模様をお届けします。

※ネタバレを含みますので、ご注意ください。

目次

ストレートプレイで青春のキセキが鮮やかに描かれる

GRe4N BOYZのメンバー4人の出会い、グループ誕生秘話が彼らの楽曲とともに描かれる舞台「それってキセキ」。
第1弾では、HIDE(澤田英鷹)役の北川尚弥さん、navi(大森学人)役の藤本洸大さんにお話を伺いました。第2弾となる今回は、同じ歯科大生として2人と出会う92役の丸山龍星さん、SOH役の佐藤 匠さんがインタビューを受けてくださいました!

<あらすじ>
「GRe4N BOYZ」のリーダーHIDE(北川尚弥)は、レコーディングを終えたある夜、歯科大生の頃を懐かしんでいた。
入学と同時に音楽の楽しさの虜になっていた彼は、予備校時代に出会い、大学の入学式で再会した navi(藤本洸大)と授業そっちのけで曲作りに没頭する。
やがて、バスケとカラオケが得意な 92(丸山龍星)と超低音ボイスの SOH(佐藤 匠)も加わり、ボーカルユニット「グリーン」が誕生する。
思いも寄らないメジャーデビューの誘いを受けた彼らは、それぞれの想いや葛藤を抱えながらも音楽の世界へと 歩み出す。しかし、国家試験は目前に迫っていた。
進むべき道は、歯科医師?! プロのミュージシャン?! それとも、その両方?!
前例のない冒険の日々を、4 人は全力で駆け抜けていった――。

丸山さん、佐藤さんにインタビュー♪

本作に出演が決まった感想を教えてください。

佐藤さん:僕は今年の1月までアイドルグループに所属していて、今年の3月に東京に出てきて舞台のお仕事を始めたんです。舞台を始めた年からこんなに素敵な作品に出会えると思っていなかったので、すごく嬉しかったです。

それと同時に「GRe4N BOYZさんを一緒に演じるキャストさんがどんな人なんだろう?」という不安も少しありました。だけど北川さん、藤本さん、丸山さんがとっても良い方で、今はほっとしています!

丸山さん:純粋にびっくりしたっていうのが一番ですね。学生時代、特に中学生時代はずっとGRe4N BOYZさんの楽曲を聴いていて、周りでも聴いていない人はいないんじゃないかくらいの人気だったので、この作品に携われることが本当に嬉しかったです。しかも、そのメンバーの92さんを演じることができる、92さんの人生を舞台上で生きることができるのはすごく光栄なことだなと思います。

実在するアーティストを演じるうえで意識していることを教えてください。

丸山さん:まずはGRe4N BOYZさんの空気感を大事にしたいなと思っています。このキャスト4人の空気感、楽しい時間をつくることを意識していて、そこから92さんの色を出せればいいなと。実在するアーティストを演じるにあたって、まだ今は意識していなくて、いつものように芝居をしていますね。

佐藤さん:僕はSOHさんがどういう人なのか、ファンの人がどう思っているのかをひたすら調べていました。俳優を始めたばかりなので勉強して自信を持たないと、みなさんと一緒に演技ができないんじゃないかと思って……  だけど脚本・演出の(菅野)臣太朗さんから「GRe4N BOYZさんの4人が出会ってどんどん関係が築きあげられたように、今回一緒に演じていく4人も今回初めて出会って、これから仲が深まる、そんな自然な空気を大事にしてほしい」と言っていただいたんです。それを聞いて、自分の役割を意識して動くというよりは、自然体でいようと思いました。その一言でほっとしましたね。今稽古をしているんですけど、GRe4N BOYZさんを追体験しているような感覚です。

―みなさんの素敵な関係性は自然と創り上げられているのですね。

丸山さん:この 4人が本当に一人一人いい子で! そんなこと言ったらなんか上から目線になっちゃうかもしれないですけど、親しみやすいですし、真面目なところは真面目で、すごくリスペクトできますね。本当に純粋に一人一人のことが好きですね!

佐藤さん:嬉しい! 1回4人でご飯も行って、本当に仲良くさせていただいています!

現在稽古が始まっているかと思いますが、稽古のエピソードを教えてください。

佐藤さん:先ほどのお話じゃないんですけど、稽古のなかで4人が仲良くなれそうだなと思ったタイミングがあって! それがONとOFFのタイミングが一緒だったんです。そこのタイミングが同じだからこそ、集中してやるときは一緒に台本を読むし、いったんリフレッシュして気分転換する、それが自然とできるのでとても居心地がよいです。

丸山さん:誰かが台本を読んでいると、その人の周りに集まって読み合わせしているので、誰かが「やろうぜ!」と声をかけるんじゃなくて、自然にできているのが面白いなと思いますね。

佐藤さん:あとは龍星さんが舞台全体を明るくしてくれるんです! 今回、過去を回想するシーンがあるんですけど、明るいところもあれば、暗いところもあって…… 特に僕が演じるSOHさんの過去では、家族との葛藤もあって結構シリアスなんです。それに対して、92さんの家庭は明るいので対照的で面白いですね。

丸山さん:臣太朗さんから「各々の家族の色があったほうが見やすいんじゃないか」と言っていただいたんです。各々の家族の色が出たらいいなと思って、92さんの出身地である沖縄ののんびりした空気が出せるように今取り組んでいます。

メンバーのお母さんが語り手として過去の回想をしたり、GRe4N BOYZさんの楽曲に合わせたパフォーマンスがあったりと、新しい演出方法がたくさんある本作の見どころを教えてください。

佐藤さん:臣太朗さんが仰っていたのは「それぞれのお母さんが語る回想シーンは事実というよりかは、会っていない期間にこうだったんじゃないか? と想像している」と。そういったリアルな心情の変化をナレーションという形で舞台上で表現されているので面白いなと思います。

丸山さん:僕自身もこんなに小説のようにナレーションがある作品も初めてでしたね。小説だと文字だけになってしまうと思うので、文字だけで伝わらない部分を補うのが役者の役割だと思っています。

あとは誰かが思い描くこととか過去の話って誇張されると思うんです。だからこの作品もGRe4N BOYZさんの物語に沿っているけど、リアルなお芝居よりかは、ちょっと誇張してというか、わかりやすく、エンタメとして楽しんでもらえるといいんじゃないかなって。楽しいときや落ち込むとき、悩むとき…… そういった喜怒愛楽がすごくわかりやすい演出なので、観ていてすごく気持ちいい作品になっていると思います。

ほかにはGRe4N BOYZ さんの楽曲に合わせてパフォーマンスするシーンは、メンバーさんのクセだったり、特徴だったりを捉えながら稽古に臨んでいるので、どのように表現されるのかは楽しみにしてほしいですね。

本作で 92 はバスケットボールに熱中していますが、お二人が青春時代に熱中したものを教えてください。

丸山さん:実はなくて…… 部活もバスケットボール部だったんですけど、2か月で辞めてしまったので、外周しかしてないんですよ。

佐藤さん:じゃあ、外周部だ(笑)

丸山さん:そう(笑) 中高で帰宅部だったから、唯一熱中したといえるのがヘアセット! あのときM字バングが流行っていたので、ヘアワックスでいかに崩さずにいられるか、休み時間があれば友達と2人で鏡に並んでヘアセットをしていましたね。襟足が長ければ長いほどかっこいいし、どのワックスを持っているかでマウント取ったりしていましたね(笑)

―今日もご自身でセットされたのですか?

丸山さん:そうです! 今日の衣装も私服なんです。俳優界で一番ヘアセットうまいと思っています(笑)

佐藤さん:本当に上手! 久々にコテ持ったら全然できなかったよ……

丸山さん:そんなことないよ! かっこいいじゃん!

―佐藤さんが熱中されたことはなんですか?

佐藤さん:僕は基本的になんでも熱中していました。合唱コンクールでは指揮者をやったり、文化祭では実行委員やったりと行事ごとには全力で取り組んでいましたね。

―お二人はどんな学生だったのでしょうか?

丸山さん:中学と高校ではキャラクターが違って、中学はちょっとやんちゃで、高校からいじられたり、ふざけるようになりましたね。

佐藤さん:学生時代に会っていたら仲良くなかったタイプかな?(笑)

丸山さん:そうかもね(笑)

佐藤さん:僕は居場所を見つけるのがうまかったかなと思います。生徒会に所属していないのに生徒会室に出入りしたりとか、仲の良いメンバーを集めてバンドを組んだりとかしていました。

本作で SOH が夢と現実の狭間で葛藤するようなシーンがありますが、お二人にはそのような経験はありましたでしょうか? また葛藤から抜け出した方法も教えてください。

丸山さん:ベッドから起き上がったら、後ろに自分がいたんですね。幽体離脱みたいな…… それが怖くてお母さんのところに行って「僕どうなっている?」って話しかけるんですけど、状況が変わらなくてもう一回ベッドに向かったんです。そしたら、そのままベッドにググーって引きずられて、そのまま気を失って……
またパッと目が覚めたらいつも通りで「夢だったんだ」と思って、お母さんに夢の話をしたんですよ。そしたら「夜中に話しかけにきたよ?」と言われて…… あれは夢だったのか現実だったのかわからず、葛藤しました。

佐藤さん:え、え、怖いよ……

丸山さん:本当に夢か現実かわからなくて…… この葛藤でよければ記事にどうぞ(笑)

佐藤さん:違う。それは質問と違うよ! 昨日どうやって答えるかシミュレーションしたじゃん(笑)

丸山さん:(笑) それでいうと高校を卒業して、進路を決めるとなったときに芸能をやっていくか、他の職に就くのかは葛藤しましたね。結局、「俳優」を選択したんですけど、先が見えないわけで、すごく今でも不安な状況で。
でも学生時代を振り返ると、部活をすぐにやめるし、勉強もしないで友達と遊んでばっかで、嫌なことから全部逃げている人生だったんですよ。逃げ場があったら、逃げる人生というか…… それだからこそ俳優に挑戦したいなと思いましたし、後ろを崖にして逃げ場がない状況にして、日々頑張っています!

佐藤さん:かっこいい! さっきの話は何?(笑)

僕は所属しているアイドルグループが今年解散したんですけど、すごいファンの人のことが好きだったのもあってアイドルが天職だと思っていました。でも解散することになって、セカンドキャリアをどうしようと悩んで…… すごい葛藤して、現在進行中で今も葛藤はしています。
こうやって俳優をやらせてもらっていても、自分のことをまだ俳優と認められなくて、「自分のこと俳優って言っていいのかな」って悩むことがあるんです。
でもこの間龍星くんがXに僕のことを「とても素敵な俳優さんです!」と書いてくれたのが、すごく嬉しくてその葛藤が少し和らぎましたね。

丸山さん:いまだに俳優と言っていいのか、言ったらよくないのか、葛藤しているんだね。でも台本の読み合わせをしていても1個ずつ丁寧に組み立てているので、素敵な俳優さんだなと思っています。

佐藤さん:今まではアイドルとして、俳優さんに出会うことはあったんですけど、俳優として出会ったのが、今回のGRe4N BOYZさんを一緒に演じるメンバーが初めてだったので、素敵な俳優さんと言ってもらえたことが嬉しかったです。

―本当にお二人の関係が素敵でこちらも幸せな気持ちになります。

佐藤さん:もう本当に龍星さんの顔がかっこよすぎて……

丸山さん:なんか適当なこと言ってない?(笑)

佐藤さん:言ったでしょ! 顔がかっこよすぎるから最初は近寄りがたかったんです。最初はどう距離を詰めようかなって探っていたんですけど、4人のなかで一番親しみやすくて現場を柔らかい雰囲気にしてくれるんです。

丸山さん:第一印象はクールな感じだと思ったんだもんね?(笑)

佐藤さん:あまりお友達にはいないタイプなので、ドキドキして……

一同笑い

佐藤さん:でも実際は柔らかくて親しみやすいというギャップがさらにいいなと思って!

丸山さん:とても嬉しいので、これからも可愛がります!

最後にイケメン図鑑の読者さんにメッセージをお願いします。

佐藤さん:イケメン図鑑をご覧のみなさん! 俳優としてインタビューを受けるのが初めてだったので、自分にとっても記念になりましたし、家族にも送ります(笑)
改めて最後までお読みいただき、ありがとうございました。そして、劇場まで来てくれたら嬉しいです。

丸山さん:最後までご覧いただき、ありがとうございます! この記事を読んでくださって、本作に興味を持っていただけたら、ぜひ劇場に足を運んでほしいなと思います。そして、佐藤 匠と丸山龍星を今後ともよろしくお願いいたします!

今回が初共演とは思えないほどの仲の良さで終始笑顔の絶えないインタビューとなりました。お互いを尊敬しているのも素敵で、この関係性がどのように舞台で表現されていくのか。ぜひ劇場でお確かめください!

おまけ

青春時代によく聴いていた曲を教えてください。

佐藤さん:いっぱいあるんですけど、一番最初に買ったCDがWaTさんの「僕のキモチ」だったので思い出深いですね。小池徹平さんがドラマにたくさん出ている時期で、俳優もやって、歌手もやって、紅白も出ていて、憧れましたね。

丸山さん:唯一買ったCDがあって、修二と彰の「青春アミーゴ」ですね。主題歌になっていたドラマもたくさんみていて、同じ口癖とか階段の降り方をして真似していました(笑)

北川さん:ORANGE RANGEさんとか湘南乃風さん、Aqua Timezさんとか。俺らが学生の頃ってバンドが流行ってて、バンドの楽曲が多いですね。あとはゴールデンボンバーさんとか西野カナさんとかですね。

藤本さん:RADWIMPSさん一筋です。あとはwacciさんとか。この舞台のお話しをいただく前から、またGRe4N BOYZさんに熱中してます。

公演概要

舞台「それってキセキ」

原案・脚本補:小松成美

脚本・演出:菅野臣太朗

公演日時:2025 年 7 月 31 日(木)~8 月 4 日(月) 全 8 公演

会場:シアタ−1010(東京都足立区千住 3 丁目 92 北千住マルイ11階)

出演:

HIDE(澤田英鷹):北川尚弥

navi(大森学人):藤本洸大

92(金城国茂):丸山龍星

SOH(松尾奏太):佐藤 匠

大森涼⼦(navi の母):光月るう

金城瑠璃(92 の母):遠山景織⼦

松尾望海(SOH の母):田野聖⼦

原町さくら:志保

黒木和真:神木 優

和久真弓:高橋 光

町田 晋:船戸慎士

太城義毅:井上賢吏

富田美琴:猿田 睦

新宮郷⼦:中右遥日

奥山音羽:倉田ヨーコ

谷木 駿:野上天翔

藤橋 勇:本田稔弥

山崎吉史:柊木智貴

澤田阿茶⼦(HIDE の母):斉藤レイ

澤田家康(HIDE の父):鈴木省吾

チケット料金(全席指定・税込):SS 席 9,900 円 S 席 8,800 円 A 席 6,600 円 B 席 4,400 円

・ローソンチケット:https://l-tike.com/gre4nkiseki/

・キョードーファクトリーチケットセンター:https://www.cnplayguide.com/kyodofactory/
・ぴあ:https://w.pia.jp/t/gre4n-kiseki/

・イープラス:https://eplus.jp/gre4n_kiseki/

・CN プレイガイド:https://www.cnplayguide.com/gre4n-kiseki/

お問い合わせ:キョードーファクトリーチケットセンター 0570-025-500 ※受付時間(10:00~18:00)

オフィシャル HP:https://gre4n-kiseki.com/

オフィシャル X:https://x.com/gre4n_kiseki

主催:舞台「それってキセキ」製作委員会(キョードーファクトリー、ローソンチケット) 協力:ユニバーサルミュージック 合同会社 4EVER COLOR

企画・制作:キョードーファクトリー

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