2025 年 3 月 28 日(金)にNew Singleの発売を控える堀田竜成さんのオフィシャルインタビューが届きましたので、お届けします。
オフィシャルインタビュー
「空は僕の芸能活動を始めるきっかけをくれた」──2.5次元ダンスライブ『ALIVESTAGE』
大原 空役・堀田竜成さんが空に向けた感謝の楽曲を制作! 発売に向けて空への6年分の想いを語る
『イブステ』堀田竜成が紡ぐ大原 空への想い|楽曲制作インタビュー
『劇場版SOARA』大原 空役として芸能活動をスタートした俳優の堀田竜成さん。2.5次元ダンスライブ「S.Q.S(スケアステージ)」 Episode 4「TSUKINO EMPIRE2 -Beginning of the World-」を皮切りに舞台俳優としても活躍中です。
そんな堀田さんが作詞を務める楽曲のリリースが先日2025年1月11日に発表されました。
作曲をじょん(滝沢 章)さんが務める本楽曲は、空への思いが込められた楽曲になっています。
本稿では、楽曲制作真っ只中の堀田さんにインタビューを実施。まさにデビューからこれまでの集大成とも呼べる楽曲は、一体どのようにして制作がはじまったのか。そして、どのような思いが込められているのか。堀田さんご自身の言葉でたっぷりと語っていただきました。
何も分からない状態で出会った大原 空というキャラクター
──大原 空を演じ始めてからもう6年経ちますが、やっと6年、もう6年、どちらの感覚が強いですか?
堀田竜成さん(以下、堀田):もう6年ですね。やっとではなく、もう6年間という感じ。
定期的にずっと演じていたのが、(大原)空という役だったので、気づけばもうこんなに一緒にいたのかって。日々、とても感じています。
──最初に役が決まったときのことは覚えていますか?
堀田:最初は何のオーディションとかほとんどわかってない状態で、事務所から「とりあえず、行ってきて」くらいのテンション感だったんです。
当時は看護師をやっていたので、その仕事終わりにオーディションに行って、渡されたものをパパパッとやって。ただ、その帰り道には「決まったよ」という連絡が。
──そんなスピード感なんですか!?
堀田:プロデューサーの方に、「あっ、もうこの子!」ってその瞬間に思っていただけたらしくて。なので、帰り際にはもう役が決まっている状況でした。
ただ、それが劇場版SOARA『LET IT BE -君が君らしくあるように-』のオーディションだったということを知らなくて。後日事務所から「映画の主演決まったね!」と言われて、映画の主演オーディションだったんですか、みたいな(笑)。
それから空っていう役と巡り合って、初舞台は(舞浜)アンフィシアター。2000人らいのお客さんの前に初めて立つ舞台でした。
しかもお芝居なんて全くしたことがなかったですし、稽古場での居方とか、台本の覚え方とかも分からなくて。ダンスもやったことがなかったし、もうとにかくどうしたらいいんだろうみたいな。そこからでしたね。
──最初がアンフィシアターは緊張しますよね(笑)。
堀田:もうえげつなかったです(笑)。ステージからだとお客様に囲まれているように見える舞台で。めちゃくちゃ緊張しましたけれど、いい経験でしたね。
そんな初舞台を経験させてもらって、『イブステ』(2.5 次元ダンスライブ「ALIVESTAGE(アライブステージ)」)という僕たちのメインの舞台が始まって。そこから、空もそうだし、この作品に対してより向き合うことが増えましたね。
──映画も舞台もお芝居ではあっても、異なる部分が多くあると思います。やはり最初は大変でしたか?
堀田:舞台と違って、映像はいきなりエンディングを撮ってから、じゃあ次はド頭も撮っていきますみたいな、時系列バラバラで撮っていくんですよね。ただでさえ頭の中がぐちゃぐちゃになるのに、最初が映像だったので、もう余計分からなかったです。
でも、舞台での経験を重ねて6年目になって、時系列の組み立て方やお芝居の作り方とか、そういうのがだんだんとルーティン化できているというか。コツじゃないですけれど、何となく自分の中で構築できるようになりました。
当時はツラかった時期も多かったんですが、乗り越えた今はもう何もかもがすごく楽しくて。お芝居するのも楽しいし、歌ったり踊ったりするのもすごく楽しいし。エンタメというものに、素直に向き合えるようになれたかなって思います。
堀田さんが感じる空という存在感の大きさ
──この6年間、空と向き合ってきた中で印象的な出来事や、今だから話せる舞台などの裏側はありますか?
堀田:そもそも僕はずっと路上ライブをやっていて、そこからスカウトしていただき、この業界に入ってきたんです。空はすごく音楽と向き合う役柄で、僕も当時は路上ライブはしていましたけど、音楽を作ることは全く未経験で。
空くんを演じていく中で、自分も人に委託して全部作ってもらうんじゃなくて、自分で作詞したりとか、自分自身の言葉だったり想いだったり、そういうところを大事にしようって気付かされました。なので、やっぱり空くんという存在はすごく大きかったかなって思いますね。
その空くん自身も作中で悩んだ時期があり、自分と重ねられるところが結構多くて。そういったところも自分が何かを作っていく際に、すごく支えられたのかなって今はとても感じます。
──もう6年の付き合いですもんね。
堀田:こんなにやるなんて思ってなかったんですけどね。
──そうなんですか?
堀田:こんなにロングで続くものとは知らなかったです。最初は映画だけだと思っていたところ、蓋を開いたら舞台!?みたいな(笑)。
僕、出身が愛媛なんですけれど、舞台というエンタメにあまり触れる機会がなかったので、当時は「舞台役者になるのか?僕は」と衝撃的でしたね。
──オーディションを受けた時には役者を志望する気持ちもあったんですか?
堀田:いやいやもう全然。僕は音楽しかなかったですね。空くんの役が決まった時も、当時は若い部分もあったので、ほかの方から何がやりたいの? と聞かれたら「僕は音楽です」と、はっきり言うくらい。
もう本当に音楽しか考えてなかったんですけれど、今はお芝居もすごく見てほしいし、メッセージを伝えられる素敵なコンテンツだとやっていてすごく思うから、音楽もお芝居も、同じようにすごく気持ちを込めて頑張りたいと思えるようになりました。
──あまり舞台のことを知らなかったということですが、舞台で演じるにあたって何か参考にされたりしたのでしょうか?
堀田:そもそも何を参考にすればいいのかどうか全く分からなくて、当時のSOARAのメンバーに経験者が多かったので、まずメンバーに台本ってどうやって覚えてる? って1人ずつ聞いて。
ダンスってどうやって覚えてるんだろうとか、どの音をとってるの?とか、そういう細かいところは、近くにいるメンバーやゲストで出演した人のところに行って 1 人ずつ聞くように自分の中で癖付けて。ダンスだったらこの人、歌だったらこの人、お芝居だったらこの人……のように、尊敬できる方にお話を伺い、自分の役者っていうコンテンツを作り上げるように当時は下準備をしていましたね。
──当時の堀田さんの周りのメンバーを考えると心強い人たちばかりですね。
堀田:めちゃくちゃ心強かったです。今でも感謝してますし、現在進行系でとても仲良くさせてもらっているので、一緒にご飯行ったりとかも。懐かしくそのときの話をしながらお酒を飲んで「あの頃のお前、ああだったよな」「ごめんなさい!」みたいなやり取りも(笑)。
空との出会いが起こした考え方の変化
──改めて空を演じる中で意識されていることはありますか?
堀田:歌も演技もそうなんですけれど、空くんって周りの人たちとか、自分の目指していくものとかにまっすぐ向き合っていくキャラクターなので、歌とかお芝居にダイレクトに思いを乗せて相手に届けられるんです。
お芝居をしている相手だけじゃなくて、それを見ているお客様にもすごくダイレクトに届けられる言葉選びができますし、自分自身にも響くことが結構多くて。こういう生き方ってすごく素敵だなって思える瞬間がたくさんあるというか。
空として伝えたい言葉とか思いは意識しながら、しっかりと歌とかお芝居に乗せてお客様に届けるように意識しています。
──ここまで演じていく中で、空のイメージがより形成されていったと思うのですが、いまの堀田さんが考える空は、どういうキャラクターだと思いますか?
堀田:空は自分のビジョンとかをたくさん思い浮かべられるクリエイター気質なキャラクターだと思うんですけれど、心が折れそうだったり、挫折しそうなときだったり、何かあったときにいろんな人を巻き込む力があるなって思うんですよね。
空の一番素敵だなって思うところは、そんな空を守ってあげたいって思わせる空の人柄。自分からお願いしなくても、きっと空が挫折しているところを見つけたら救ってくれる人が周りにたくさんいるんだなって。それってとても素敵なことだなって思うんですよね。
自分が助けてって言うんじゃなくて、大丈夫? って向こうから声をかけてもらえる。それは僕にとっても人として成長できる一つだったのかなって思います。空という役を演じていて、自分自身も誰かが困っているときに手を差し伸べてあげられるような人になりたいし、自分に何かあったときに守ってくれるんだろうなっていう人をたくさん増やそうって思えるきっかけになることが多くて。
見返りを求めず相手と関わるということを、すごく意識できるようになったきっかけだったのかなって思います。
──素敵ですね。そういった姿勢で毎公演臨んでいたら堀田さん自身もどんどん人としての高みへ上り詰めていきそうですね。
堀田:どうなんでしょうか(笑)。でも、見返りを求めちゃうと本当に駄目だと思うんです。
相手がこうしてほしいんだろうなって思うことを、求められる前に何かしてあげられる。してあげたからこうしてほしいを求めない。
例えば友達に誕生日プレゼントをあげて、自分の誕生日には何ももらえなかったときに悲しくなる人って、きっといると思うんです。でも自分があげたいと思ってあげただけであって、自分がもらえなかったから悲しくなるって結局見返りを求めているじゃないですか。その気持ちをやめようと思ったんです。
ここ2~3年くらい、多分空ってたくさんこういうことをしてるんだろうな、って感じることが多くなって。今はそういった思いを持って人と関わるようにしています。
──見返りを求めない、って頭では分かっていても、実生活に反映させる形で実践されているのはすごいですね。本当に人としての高みと言いますか。
堀田:全然ですよ! わがままめちゃくちゃ言うんで僕。もうめちゃくちゃわがまま言います。
──例えば……?
堀田:これやっといてって言われても、「嫌だ、その気持ちにまだなれてない」とか(笑)。
これは現実的にちょっと無理かも……みたいに言われても、「いや絶対これはできるように自分がするから絶対やりましょう、NGなんて言わせません。絶対やりましょう」……みたいな。
事務所の方によく言うんですけれど、すごく頭を抱えさせていることが多くて。支えてもらっているので感謝の気持ちはいっぱいあるんですけれども。ただ、何かしら還元できるものが形になればいいなって思って、今は自分を信じて動いています。
逆オファーで実現した楽曲制作プロジェクト
──曲の制作に関して、今回の楽曲は堀田さんご自身が曲を作りたいとオファーを出されたと伺いました。改めて経緯を教えてください。
堀田:当時24歳くらいだった僕が芸能生活を始めるきっかけになった空というキャラクター。それから巡り合いで、いろんなキャストの方やスタッフさん、何よりもお客様という本当にたくさんの方との出会いを作ってくれました。
あれから6年経って、年齢も30という節目になって、改めて自分の中でもリスタートしていきたいし、活動を始めた頃の気持ちや感謝といった想いを、この30歳っていう節目で形に残したいなって思ったんですよね。
そこで一番に浮かんできたのがやっぱり空くんというキャラクターだったので、自分が生きてきたこの人生の中で、挫けそうだったときや勇気をもらったこと。そういった気持ちを、歌詞に乗せて歌に乗せて空に向けて歌いたい。でも、ただ空に感謝の気持ちを伝えるだけではなく、空を応援してくれるお客様だったり、『ツキプロ』っていうコンテンツを応援してくれるお客様に向けて、何かメッセージ性の強い曲を作りたいなって思ったんです。
だから、今までこの30歳になるまでの積み重ねを形にした曲をムービックさんと一緒に作りたいと思い、わざわざ時間を作っていただいて、僕の考えを説明させていただきました。
そうしたら、一緒にやろうか、作曲どうするみたいな話になったんです。作詞は自分でやるんですけれど、「作曲はじょん(滝沢 章)さんにやってほしいです」と言って。ジャケットイラストも、「ALIVE(アライブ)」の絵を描かれている志島とひろ先生に描いてほしいと伝えました。
僕をイラスト化してとひろ先生に描いていただいて、作曲はじょんさんにしていただいて、作詞は僕がしたい。空というものを作っている人たちと、ムービックさん、皆さんと一緒に僕が積み上げてきたものを形にしたいなっていうことで逆オファーさせていただいて。そしたら、ちょうど原作も10周年の節目を迎えるタイミングだったり、空の声優を担当されている豊永利行さんも過去に空へのアンサーソングを歌っていた(「Charactanswer」に収録の「エンジョイ!!!」)から僕から空への歌を作ることをエモい(あるいは「面白い」?)と思ってもらえたみたいで、結構前のめりに話を聞いてくださって、どうしていこうかと今回のこのプロジェクトがいろいろ進み始めるという経緯です。
──プレゼンはどのようにされたんですか?
堀田:ストレートに、いま言ったような思いをまっすぐ伝えました。やっぱり一番伝えたかったのは、このプロジェクトは空や『ツキプロ』っていう作品を愛している人たちと一緒にやりたいなと。
その思いを一番に伝えることが僕にとって大切だったので、それをムービックさんや、じょんさんに伝えたところ納得していただき、今回のプロジェクトが始まったんです。
他の誰かじゃなくて、やっぱりこのメンバーでやりたいのが、僕の中で一番大切なことだった。その思いを伝えさせていただきました。
──先ほどのお話にあった、見返りを求めないというお話が実を結んでいるのかもしれませんね。
堀田:僕にとって、これだけたくさんの経験ってお金で買えないと思うんですよね。積み重ねていく経験ってお金には変えられないものだから、僕にとっての一生の中で、この 6 年ってめちゃくちゃ大きくて。
この経験をくださったムービックさんとか、関係者の方たちとか、そういった人たちにありがとうっていう感謝の気持ちもお返ししたかったんです。
きっとムービックさんや関係者の方が一番喜ぶ瞬間って、この曲が完成して、お客さんが聞いて、感動してくれた瞬間だと思うんですよね。だからそういった形で自分なりの感謝の気持ちをお返しできたらな、とすごく思っています。
──デビューしてからの集大成ですね。
堀田:まさにそうだと思います。今でこそ自分でライブを作る機会もありますが、何も分からなかった自分が空という役をきっかけにいろんな方と関わって、いろんな経験させていただいて。
音の作り方や照明の作り方とか、制作周りの動き方とか、そういったものも目の前で勉強させていただいたので。そういったものが堀田竜成を新しく作り直してくれたというか。(今回のプロジェクトは)僕から皆さんへの感謝の気持ちが本当に大きいなって思います。
──じょんさんが作曲を務められるということですが、楽曲制作にあたってどういったお話をされましたか?
堀田:僕、 SOARAの「未来への贈り物」という曲がすごく好きで。というのも、Episode6の「Gift」という作品で初めて歌わせてもらったんですけど、初代守人役の石渡真修くんが卒業する回だったので、この歌はなんか特別な思い入れがあります。
「未来への贈り物」は本当にメッセージ性がとても素敵で、曲調もめちゃめちゃ良い曲なんです。
毎回歌いながら感動していたし、それと、曲って思い出になるものだと思うんですよね。
メロディを聞いたときに、あのときああだったな、何歳だったな、あの人といたなとか、あの人と聞いた曲だな、雪降ってたなとか、多分景色が浮かぶんですよね。僕にとっての一番景色が浮かぶ曲っていうのが「未来への贈り物」で。
ただ、じょんさんとどんな曲にしようかって話したときに、SOARAっぽくない曲の方がいいよねって、僕自身そこはこだわっていたんです。これで空くんやSOARAっぽい曲を作ってしまうと、「やっぱりそうだよね」「元気な青春っぽい感じね」って思われるかもしれなくて。でも(今回は)そういう思いで作ってる曲じゃないから。
なので、僕が得意なジャンル、僕らしさが生まれるジャンルの曲調で行きたいと「未来への贈り物」と、全然違うアーティストさんの曲を参考に送らせていただきました。曲調は「未来への贈り物」ですけれど、歌い方とかはこっちのアーティストさんの曲調でいきたいとリクエストさせていただき、こだわって作りました。
やっぱり思いが強い曲なので、じょんさんに全部お任せではなく、お互いにメロディや歌詞をディスカッションしながらハイスピードで制作しているので、完成が楽しみですね。
──デモも聞かせていただきましたが、ほぼ完成形かと思うくらい形になっている印象を受けました。
堀田:でも、完成までにもっともっとブラッシュアップして良い曲ができるように、もっともっと話し合いをしたいなと思っています。ただ、こうして形になってきて、自分の中で曲を愛でたいくらい、形があったら抱きつきたいくらい愛おしい、大切にしたい曲です(笑)。
──(笑)。そんな実際に形になったものを聞いてみて印象はいかがでしたか?
堀田:じょんさん特有の曲の作り方が本当に素敵で、お願いして良かったってすごく思いました。サビを聞いたときに、包み込むような曲調から、お客様の前で歌ったときの景色が浮かんできて。とにかく早く曲を作って、みんなの前で歌って思いを届けたいなって改めて思いました。
──作詞は絶賛作業中かと思いますが、手応えはありますか?
堀田:最初に書いたときには手応えがあって。でもメロディを初めて聞いたときに、もっと良い言葉とか、もっとできるんじゃないかなって。やっぱり聞けば聞くほど思うので。皆さんに届けられるように、今はブラッシュアップしているところですかね。
CDに詰め込まれた堀田さんのこだわり
──ほかの演者の方や周りの方から、今回のプロジェクトに関して何か反響はありましたか?
堀田:実は周りの共演者にも言わず、完全シークレットでこのプロジェクトは進んでいたので、解禁タイミングではみんな驚いていました(笑)。それに、9月~10月あたりにプレゼンして、短期間でここまで形になりましたから、言ってみるものですね!(笑)
──周りのスタッフ陣もそうですが、堀田さんとじょんさんのスピード進行の賜物でもありますね(笑)。また、2曲目はカバー曲が収録されると伺っています。
堀田:楽曲はこれから決めていきますが、僕が今まで歌ってきている曲だと思います。あと、SOARAのレコーディングするときって、いかに空に合わせるかというか。声優を務めている豊永利行さんの息遣いやブレスのタイミング、癖をパーフェクトコピーする勢いでレコーディングするんですよね。だから同じところを10回、20回、「今の息の吸い方違う、もう一回」みたいな感じで。
本当にそれくらい詰めてレコーディングするのですが、今回に関しては堀田竜成として、SOARAの曲を歌うので、より僕らしさを出しつつ、SOARAとは違う形でレコーディングできたらなって思います。どんな曲をレコーディングするとしても、そこは大切にしていきたいですね。
──本当に完成が楽しみですね。ジャケットも既に撮影されているんですよね。
堀田:撮影に関しては僕からもちょっとしたイメージを伝えさせてもらいました。空へ向けた曲ということで、空を背景にしてシャボン玉が飛んでいる感じのジャケット写真になっています。
ほかにもブックレットなどで使う予定の写真を、カメラマンさんと 2 人だけで外を歩きながらスナップ写真のように撮らせてもらいました。舞台などのビジュアル撮影とはまた違った、オフショットみたいな内容になっているので、そこも楽しみにしています。
──デジタルのみのリリースが多い昨今、ちゃんと実物のあるCDになるのがまた素敵ですよね。手元に残って写真もたくさん詰め込んで、となるとより一層楽しみです。
堀田:プロジェクトで一番に動いてくれているスタッフの方がいらっしゃるんですけれど、表記の文字とかどうしたらいいか、みたいな細部も丁寧に確認してくださるので、このCDはこういう表記で、フォントもポップ体じゃなくてこういう形にしてほしいとか、そういうのも全部組み込んでくださっています。
僕はただやりたいことを言葉にしているだけなので、それを具現化してくださる皆さんが周りにいてくれること自体、本当にありがたいですね。
「僕にとっては、始まりですかね」
──今回の曲を機に、見え方なども色々と違ってくると思うのですが、今後の空と向き合う上での意気込みなどございますか?
堀田:やっぱり空という存在を通して、見てくださっているお客様に僕たちが届けられるものの一番は感動といった、その瞬間だと思うんですよね。空を演じていく中で、次の日、頑張れる活力や何か一歩踏み出す勇気だったりとか。そういったものをお客様に届けられるようにメッセージを込めて、自分の中でこだわってお芝居も歌もやっていきたいなと思います。
──改めて、いまの堀田さんにとって、役者人生における空はどんな存在ですか?
堀田:僕にとっては、始まりですかね。空は僕の芸能活動を始めるきっかけをくれた、かけがえのないパートナー的な存在です。
これから先も、僕が空にできることを精一杯、お芝居や歌、パフォーマンスで表現させていただいて。それを見たお客様に、より感動してもらったり、やっぱりお芝居とか歌っていいんだなと、活力のきっかけとなれるよう、空を通して自分も頑張っていきたいなって思います!
そんな思いの込められた本作の正式タイトルが 「&YOU.」 に決定! また新たに CD封入特典として、とひろ先生描き下ろしイラストを使用したアナザージャケットをご用意‼ 今回はジャケット画像や封入特典画像、流通特典画像も公開です!
商品情報
▼ジャケット画像
▼とひろ先生描き下ろしイラストを使用したアナザージャケット
【タイトル】&YOU.
【発売日】2025年3月28日(金)
【品番】MOVC‐0442
【JANコード】4550621292736
【価格】1,650円(税込)
【発売元・販売元】株式会社ムービック
【内容】
2.5 次元ダンスライブ「ALIVESTAGE」にて大原 空を演じてきた堀田竜成による New Single!大原 空所属のバンド「SOARA」が登場する「ALIVE」シリーズや、多くのツキプロアーティストへ楽曲を提供しているじょん(滝沢 章)が作曲を担当し、作詞は堀田竜成自身が担当した書き下ろし楽曲「&YOU.」と『劇場版SOARA 「LET IT BE -君が君らしくあるように-」 』主題歌/じょん「LET IT BE」カバーの2曲+インストゥルメンタルを収録
予定!「&YOU.」には「ALIVESTAGE」シリーズにてSOARAキャストの楽器講師を担当し、2024年11月におこなわれた「ROCKOOL FES 2024」でもバックバンドを務めた「先生」達が演奏で参加!(「&YOU.」ドラム:阿部 実、ギター:森リーモ慎之介、白須賀 悟、ベース:遠藤優樹、ピアノ:安保一平)
<Track List>
1:&YOU. 歌:堀田竜成
作詞:堀田竜成 作曲:滝沢 章
2:LET IT BE 歌:堀田竜成
作詞・作曲:滝沢 章
※劇場版SOARA主題歌/じょん「LET IT BE」カバー
3:&YOU. -Instrumental-
4:LET IT BE -Instrumental-
<ケース内>
・ブックレット4P
・アナザージャケット(とひろ先生描き下ろしイラスト使用)
【流通特典情報】
◆アニメイト・ステラワース・ムービック通販共通特典
オリジナルブロマイドL版
※2025年2月16日(日)までにご予約いただいた方対象
◆アニメイト有償特典
オリジナルブロマイド5枚セット
価格:1,100円(税込)/1,000円(税抜)
※本グッズの単独での販売はございません
※確実にお求めいただくには2025年2月16日(日)までのご予約をお勧めいたします。
◆アニメイトオリジナル特典
リリースイベント参加応募券
出演者:堀田竜成
開催日時:2025年6月28日(土)
会場:都内某所
※詳細は応募券をご確認ください
◆ご予約
ムービック通販
https://www.movic.jp/shop/g/g4550621292736-ol/
アニメイト通販
https://www.animate-onlineshop.jp/pd/3035926/
https://www.animate-onlineshop.jp/pd/3035934/
ステラワース通販
https://www.stellaworth.co.jp/shop/item.php?item_id=QjZ3S9Zj4j4
公式アカウント
◇堀田竜成公式HP
https://www.ryusei.news/
◇堀田竜成公式X
https://x.com/ryusei_h1102
◇堀田竜成公式Instagram
https://www.instagram.com/ryusei.h1102/
◇2.5 次元ダンスライブ「ALIVESTAGE」公式X
https://x.com/alive_stage
◇ツキノ芸能プロダクション公式X
https://x.com/tsukino_pro
◇ツキノ芸能プロダクション公式HP
https://tsukino-pro.com/
「ツキノ芸能プロダクション」とは
『ツキノ芸能プロダクション』は、ムービックが発売する CD シリーズをはじめとするメディアミックス作品において登場する、2.5次元に存在する架空の芸能事務所です。通称:ツキプロ。
2.5 次元ダンスライブ「ALIVESTAGE」とは
2.5 次元に存在する芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」に所属する人気ユニット「SOARA」と「Growth」をメインとした物語『ALIVE(アライブ)』シリーズの舞台版、2.5 次元ダンスライブ『ALIVESTAGE』(通称:イブステ)のこと。
(C)movic