「寝不足の高杉晋作」から奥谷知弘さん・田鶴翔吾さん・藤木陽一さんにインタビュー! プレキャンのお知らせも!

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新宿シアタートップスで11月13日(水)から上演されるアナログスイッチ21st situation「寝不足の高杉晋作」。イケメン図鑑では、奥谷知弘さん・田鶴翔吾さん・藤木陽一さんのお三方にインタビューを実施! プレゼントキャンペーンのお知らせもあるので、最後までお楽しみください♪

目次

舞台は幕末。高杉晋作に振り回される宿場町珍妙コメディ

~あらすじ~
幕末。
藩の命運を賭けた幕長戦争の最中、
忽然と姿を消した高杉晋作。

どこに行ったかと思えば、
妾「おうの」と宿でごろごろ。

説得を試みる「焦る同志たち」と、
詰め寄る「置いてけぼりにされた妻」、
そして巻き込まれる「欲深い宿の人々」。

もう休みたい晋作と、
休んでてもらっちゃ困る面々の、
休みなしの宿場町珍妙コメディ!

アナログスイッチ第21回本公演は2年半ぶりとなる完全新作!
高杉晋作に振り回される宿場町珍妙コメディが描かれます。

主演の高杉晋作を務めるのは奥谷知弘さん。アナログスイッチ作品への出演は3回目となります。どうしても晋作に戦場に戻ってきてほしい弟子の⽥中顕助をアナログスイッチの劇団員である藤木陽一さんが演じ、それに協力する坂本龍馬を田鶴翔吾さんが演じます。イケメン図鑑では、このお三方にインタビュー! 役作りや面白ポイントなどを語っていただきました♪

奥谷知弘さん・田鶴翔吾さん・藤木陽一さんにインタビュー!

アナログスイッチさんの作品に田鶴さんは初出演とのことですが、稽古場やカンパニーの雰囲気を教えてください。

田鶴さん:そうですね…… まだ稽古が始まったばかり(インタビュー当時)で、アナログスイッチさんの雰囲気を全部わかっているわけではないんですけど、本読みに参加して感じたことが、お笑いのつくりかたです。

高杉晋作を筆頭に坂本龍馬、⽥中顕助がいて、その人物を活かしながら、コメディとしてどういう見せ場を作るのか。僕のなかでこういうテーマでいってみようと思っていたものがあったのですが、良い意味で裏切られました。
パワープレイで「ここが面白いです、ドーン!」みたいな大きな笑いじゃなくて、余韻がある笑いだったりとか、この後に起きる笑いのための伏線があったりして、シーンが進んでいって笑いが止まらなくなる。そういった笑いをつくれることを劇団の雰囲気から感じ取りました。

あとは、アナログスイッチさんとは初めましてなので、僕が暴走しないように(笑)
すーぐね、ちょっと笑いとろうとしてスベったり、お客さんをいじったりしちゃうことがあるので、そこはしないようにと……

ー暴走というお話がありましたが、奥谷さんと藤木さんはそんな一面を見られたことはありますか?

奥谷さん・藤木さん:やー(笑)

田鶴さん:まだ大丈夫だよね?(笑) さっき知弘とも話していたんですけど、しばく笑いじゃなくて、小突き合いの笑いをね? どんどんみんながクスクス笑っていって、それが塵積になって大きな笑いになっていく、っていうのをこれから稽古をして掴んでいきたいです。自分もその一員になって、楽しめればいいなと思います。

奥谷さん、藤木さんは(アナログスイッチさんの)出演経験がありますが、今回の意気込みや稽古の様子などを教えてください。

藤木さん:稽古は始まったばかりなので、まだまだではありますが、“時代物”ということでまずはその設定を固めています。そのうえで、アナログスイッチの作品らしさである、史実にはないファンタジーの要素を、どれだけコメディとして消化できるのかな、って思っています。

あと後半に全員が関わってくるドタバタしたシーンがあって、作り上げるのに時間がかかるんだろうなと(笑) でも、そこが個人的には楽しみで、ただただ今はすごく楽しいですね!

奥谷さん:本読みに参加したんですけど、僕はどちらかというと、ボケタイプでして……

田鶴さん:知弘自身が?

奥谷さん:そうですね(笑) 自分で言うのもあれなんですけど、僕は優しい小ボケをしていくんですよ。

ただ高杉晋作を演じるうえでは、ちゃんと芝居をしたほうがいいんだろうなって思いました。ちゃんとって言い方をすると語弊があるんですけど……

藤木さん:確かにね? 手を抜いているみたい(笑)

奥谷さん:アナログスイッチさんの作品はコメディなので、面白いことをまず第一に考えてしまう癖がついてしまって、ただ今回演じる高杉晋作にはあんまり必要ないなと。
(高杉晋作の)周りがいろいろやってくれますし、書かれているセリフやシーンがすでに面白いので、真摯に演じていきたいです。

実在した人物を演じるにあたって、役作りや言葉遣いで意識していることは何ですか?

田鶴さん:僕自身が坂本龍馬を知ったのは、祖父が連れて行ってくれたグラバー園でした。そのときに「坂本龍馬が屋根裏で密会していたんだよ」っていうことを教えてもらって、策士なんだなって思いましたね。
龍馬の髪型や所作一つをとっても、その意味を考えることで龍馬らしさが出てくると思っています。

あとは、僕自身が関西出身というのもあって、会話のテンポが早いタイプなんです。お千代や蔵六とかがどういうテンポで来るのかによって、自分がどうしたらチームのリーダーに見えるかを考えています。
もしかすると、みなさんの坂本龍馬像より機敏に演じたほうが、より高杉晋作のどっしりした感じが伝わりやすいんじゃないか、とか。

でも演者のみなさんが作り上げてくるリズムに合わせて、龍馬も変えていければと思うので、今はあんまり決め切ってないです。チームとして良い作品にできるように、稽古を重ねていって作り上げていきたいですね!

藤木さん:かっこいい…… 取材慣れしてる方は違いますね!

田鶴さん:ちょっと、やめてくださいよ(笑)

(一同笑い)

藤木さん:まず言葉遣い。佐藤慎哉(作・演出)は、台本に起こすところでかなり苦労してて…… コメディなので伝わらない言葉遣いをすると「どういう意味?」と話に集中できなくて、笑いが半減してしまうので、ほんとにいい塩梅で伝わりやすい言葉に直してくれています。
だから、難しい言葉や土佐弁がたくさん出てくるわけでもないですし、そういった意味では言葉遣いはそこまで苦労しなさそうです。

あと今回の作品の時代背景が、幕府と長州の戦争で、第二次長州征伐、「四境戦争」のうちの一つの「小倉戦争」中に高杉がいなくなるという話なんですね。僕の演じる顕助は、高杉晋作の弟子になるんですけど、「この人はその行動を起こす直前まで何をしていたんだろう?」って想像するのが好きですね。

あらすじにあるように、「もう休みたい晋作と、休んでてもらっちゃ困る面々のコメディ」なので、奥谷知弘をひたすら困らせていこうかなって思ってます(笑)

奥谷さん:(笑)
そうですね、高杉晋作の考え方と僕の考え方は、似てはないんですよね。ただ、高杉晋作のことを調べていくうちに、すごく魅力的な人だな、と感じました。
だから僕が演じることによって、「高杉晋作にはこんな一面があるんだ!」っていうのをお客様に知ってもらいたいです。

実際に自分で調べたら何となくはその人のことがわかるとは思うんですけど、僕らが演じることによって、より鮮明になっていくんじゃないかなと。
まだ稽古は始まったばかりですが、時代物なので高杉晋作たちへのリスペクトを忘れずに作品を作っていきたいです。

3人の掛け合いや関係性も見どころかと思いますが、現段階で話し合われたことや工夫している点はありますか?

田鶴さん:……ないっす!!

(一同笑い)

田鶴さん:なんせまだ龍馬のシーンが来てなくて、これからなんですよね…… すみません(笑)

むしろ面白いですけどね? 今までの質問は回答がたくさんあったのに、この質問だけ「ないです」って次の質問にいく流れになるという(笑)

藤木さん:(一同笑い)って書かれますね(笑)

奥谷さん:見えましたね(笑)

(一同笑い)

田鶴さん:二人(奥谷さん・藤木さん)はどうなの?

藤木さん:僕ら(奥谷さんと)はちょうど昨日話し合いまして!

奥谷さん:晋作と顕助は冒頭のシーンで絡みがあって、休みたい晋作と引っ張り出したい顕助。

この時点で合わない面白さもあるんですけど、二人がどのくらいの関係性でこうなっているのか。きっと師匠と弟子で仲が良くて、普段からこういうことしてたのかな、みたいなことを話し合ってました。

藤木さん:そういったことを昨日お話させてもらったので、今後の稽古で詰めていければと思いますね。

最後に見どころや作品の面白ポイントを教えてください。

田鶴さん:時代物ということで、みなさんもいろいろ想像を膨らませていると思います。
どうしても攘夷志士とか奇兵隊に怖いイメージを持っている人もいると思うんです。文字だけ見ると暴力的で、力こそが正義みたいに思ってしまう…… だけど、僕自身は台本を読んでいて「彼らもちゃんと話し合っている姿があって、こんな人間味のある人達だったんだな」って、新鮮さをすごく感じました。そういうところを、観てくれる人たちにも知ってほしいなって思います。

決まり切った作品にするのではなく「今日は何か起きるかも!」と僕自身も毎回新鮮な気持ちでいたいですし、そうすることで観ていてくれる人がワクワクできるかなと!
もしかしたら、顕助が本気で説得してきて、その言葉に打たれて晋作が「よし行こう!」みたいになって、お話が5分で終わるかもしれないですね(笑)

藤木さん:ま、じ、で勘弁してください(笑)

田鶴さん:それくらいお芝居中にも新鮮味を忘れずにやっていきたいです!

ちょっと話は変わるんですけど「この携帯(インタビュアーの私物)最新じゃん!」ってさっきから思ってて……

奥谷さん・藤木さん:え、そうなの?

田鶴さん:そうそう! このカメラのところがねー(語る田鶴さん)

奥谷さん・藤木さん:おお、すげえ!

(盛り上がるお三方)

田鶴さん:要するにそういうことです! 

藤木さん:そういうことです(笑)

(一同笑い)

藤木さん:時代物ではありますが、アナログスイッチが作るコメディですので(笑) 構えずに劇場に笑いに来ていただきたいです!

以前観たことある人にとっても、初めての方々にも、アナログスイッチってこんなに面白いんだって思ってもらえたらなって思います。

史実と歴史上の登場人物の力を借りて作るコメディ作品ですので、歴史上の人物が好きな方はもちろん、コメディが好きな方にもぜひ観に来ていただきたいです。

緻密に作られておりますので、そこもお楽しみいただけたらなと思います!

奥谷さん:アナログスイッチさんの作品に出演するのは、今回で3回目、3回連続で出させていただいて。毎回お芝居ではあるんですけど、自分のなかで大きなお祭りだと思っているんですよね(笑)

作品、物語としても面白いんですけど、アナログスイッチさんと一緒にいる、稽古期間から本番含めての約一か月半がめちゃくちゃ面白くて、好きなんです。

みなさんにも劇場に観に来てもらって、このお祭り感を感じてくれたら嬉しいですし、作品を観てお腹を抱えるくらいたくさん笑ってほしいです。

嫌なことがあっても忘れてしまうような、そんなふうに誰かの手助けになれる作品になれたらいいなと思います。

アナログスイッチさんだからこそ出る雰囲気の良さ! お三方にも終始笑顔でたくさん語っていただきました♡

これから稽古を重ねて一つの作品が作られていきますので、ぜひ劇場でお楽しみください。

3人の掛け合いの様子はぜひ劇場へ!

現在、チケットが一般発売中ですので、要チェック!

一般チケット:5,000円(税込)
ローチケ https://l-tike.com/shinsaku
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/analog-switch21/
イープラス https://eplus.jp/analog-switch21/

サイン入りチェキを抽選で2名様にプレゼント♡

イケメン図鑑の読者様に素敵なプレゼントが!
抽選で2名様に「サイン入りチェキ」をプレゼントいたします。たくさんのご応募お待ちしております♪

※チェキの内容はお選びいただけません。

応募方法

①イケメン図鑑の公式X(@ikemenzukan_pr)アカウントをフォロー

②該当の投稿をリポスト

応募締切

2024年11月7日(木)23:59

以下の場合は、当選されても無効とさせていただきますので、ご注意ください。

・アカウントが非公開

・公式アカウントのフォローが確認できない/解除されている

・該当ポストのリポストが確認できない/取り消している

・日本国外にお住みの方、また賞品のお届け先が海外の方

キャンペーンの結果は、当選者へ後日DMにてご連絡いたします。フォローを外さずにお待ちください。

・イケメン図鑑(@ikemenzukan_pr)からのDMを受け取れるようにしてください。

・DM送信後、48時間以内にご連絡がない場合は当選が無効となります。

・いただいた個人情報は、賞品発送以外には使用いたしません。

公演概要

アナログスイッチ21st situation「寝不足の高杉晋作」

期間:2024年11月13日(水)~11月17日(日)
会場:新宿シアタートップス
   〒160-0022 東京都新宿区新宿3-20-8 WaMall TOPS HOUSEビル4階

TIME TABLE
 11月13日(水) 19:00
 11月14日(木) 14:00 / 19:00
 11月15日(金) 19:00
 11月16日(土) 12:00 / 16:00
 11月17日(日) 12:00 / 16:00
 ※受付開始は開演の45分前、開場は開演の30分前です。

作・演出:佐藤慎哉(アナログスイッチ)
出演:奥谷知弘、田鶴翔吾、永利優妃、橘花梨、上杉柚葉
  秋本雄基、渡辺伸一朗、藤木陽一、忠津勇樹

(以上アナログスイッチ)

舞台監督:北村太一
舞台美術:平山正太郎(センターラインアソシエイツ)
音楽:山岸賢介(ウラニーノ)
音響効果:天野高志(RESON)・大橋純七(catSSound)
照明:齋藤拓人
衣装:阿部美千代(MIHYプロデュース)
ヘアメイク:増田加奈
宣伝美術・WEB:立花和政(デザイン太陽と雲)
宣伝写真:山岸和人
宣伝イラストレーション:an
グッズ制作:雨宮沙月・大迫綾乃(アナログスイッチ)
宣伝ヘアメイク:村上四季枝
WEBコーディング:阿波屋鮎美(ブラン・ニュー・トーン)
制作:冨田香奈子・よしよしこ・丸山香織(アナログスイッチ)
プロデュース:鳥谷規
協力:マリー社、CUBE、イトーカンパニー、本多企画
企画・制作:アナログスイッチ
主催:アナログスイッチ

助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【東京ライブ・ステージ応援助成】

お問合せ:info@analog-switch.com
公式HP:http://www.analog-switch.com/

特設サイト:https://www.analog-switch.com/shinsaku/
公式X(旧Twitter):https://twitter.com/analogswitch

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