【ゲネプロレポート】舞台「Solliev0」（ソッリエーヴォ）

2024 8/16

8月 3, 2024 8月 16, 2024

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2024年8月2日より、和田琢磨さん、染谷俊之さんがW主演を務める舞台「Solliev0（ソッリエーヴォ）」が品川プリンスホテル Club eXで開幕！　そのゲネプロ公演の模様をお届けします。

※以下ネタバレを含みますのでご注意ください。

ドラマの世界が目の前に！　連動舞台ならではの没入感

本作は、2024年4月にテレビ神奈川系列で放送されたドラマ「Solliev0」（全6話）の続きを描いたドラマ連動舞台。ドラマ本編に引き続き、和田琢磨さん、染谷俊之さんがW主演を務め、谷口賢志さん、井阪郁巳さんら主要キャストも登場します。

さらに、舞台版キャストとして吉田晃太郎さん、滝澤諒さん、酒寄楓太さんらが出演するほか、ドラマ第2話に出演した安井一真さんも再登場。ドラマ最終話の衝撃的な展開の続きが、舞台で描かれます。

観劇してまず驚いたのが演者との近さ！　円形のステージと客席の近さもさることながら、通路を使った演出が多いため、演者の息遣いや足音を間近で体感できます。迫力ある芝居やスリリングなアクションシーンが目の前で繰り広げられるため、まるでドラマの世界に入り込んだかのような没入感を得られます。

ドラマあらすじ：虎太郎の死をきっかけに、深まる兄弟の溝

隠れた人気レストラン「Solliev0」を経営する、異母兄弟の天月冬真（演・和田琢磨さん）と天月春陽（演・染谷俊之さん）の二人。その店では料理とは別に、来店するお客様の悩みを解決する“裏メニュー”があり、春陽の幼馴染の九条虎太郎（演・廣野凌大さん）とその友人である北条空（演・横田龍儀さん）とともにおもてなしとトラブル解決に勤しんでいました。

しかし、二人の父である財閥系企業「天月ホールディングス」の社長・治良（演・冨家ノリマサさん）が余命僅かであることが判明すると、物語は急展開へ。父の死期が近づくにつれ冬真の様子が変わり始め、怪しげな男・新田司（演・谷口賢志さん）との接触が増えていきます。

その姿を訝しんだ虎太郎は、新田の会社に潜入し“ある証拠”を掴みます。春陽を悲しませたくないと、治良の葬儀後に冬真を呼び出した虎太郎は、冬真への説得を試みますが、春陽が駆け付けたときには変わり果てた虎太郎の姿がありました。

冬真が始めた復讐劇の行く末

ドラマ同様に舞台は「前回のあらすじ」からスタート。信じていた兄が、幼馴染の虎太郎を殺したことが信じられず行方をくらませた春陽。そんな春陽を探し出したのは、春陽の友人であり、かつて「Solliev0」に兄の救出を依頼した御子柴千大（演・安井一真さん）と、虎太郎の学生時代の友人・伊藤瑛士（演・滝澤諒さん）でした。