舞台「新宿羅生門」 中島健さん、瀬戸啓太さん、市川慶一郎さんにインタビュー

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9月22日より上演される舞台「新宿羅生門」。今回は、沖⽥ 洸(おきた あきら)役・中島健さん、中沢 颯(なかざわ はやて)役・瀬戸啓太さん、⼟⽅ 玲雄(ひじかた れお)役・市川慶一郎(9bic)さんにインタビュー! これから行われる稽古に向けての意気込みやキャラクターの印象などを語っていただきました。

目次

スーツ×⽇本⼑~現代に蘇る幕末転⽣奇譚~

「新宿羅生門」はアイディアファクトリーの新ブランド「ALTERGEAR(オルタギア)」よりリリースを予定している、Nintendo Switch専用ソフト。このゲームのリリースに先駆けて、舞台化が決定しました。
新宿を舞台にした⼤活劇。時空を越えた運命の再会、戦いを通して深まる友情や絆、志半ばで倒れた幕末武⼠の怨念を哀しく美しく描きます。
またスーツ×⽇本⼑というかっこいいビジュアルに、個性的なキャラクターも見逃せないポイントです。

これから作品を創り上げていく3人にインタビュー!

本作では幕末武士の子孫を演じられると思いますが、好きだったり、憧れたりする幕末武士や歴史上の人物はいますか?

中島さん:「そうですね…… 徳川慶喜ですかね? 江戸幕府最後の将軍ということもあり、尊敬しています。以前に徳川慶喜の子孫を追う番組をみたのですが、近い時代に生きている人が今もいるんだな、と感じました。徳川慶喜が生きていた時代を身近に感じることができ、より関心を持ちました。」

瀬戸さん:「豊臣秀吉です。小学生のときに偉人の本を読んだときに、農民のときから知恵を働かせて、懐に入り込む。最終的に武将になったのをみて、どんな人でも可能性はあるなと。この仕事でもチャンスや可能性を感じました。

市川さん:「偉大な人…… 特に考えてこなかったですね。沖田総司ですかね? 土方さん? とか新選組! 最高!(笑) これをきっかけにいろいろ知ってみようと思います。」

ソロビジュアルの撮影を終えたかと思いますが、ご自身が演じるキャラクターを見たときの印象はいかがでしたか?

瀬戸さん:「クールでかっこいい、冷たい表情。常に冷静な性格で、キャラクターのビジュアルのイメージ通りでした。2.5次元あるあるですが、かなりスラっとして11等身くらいあるキャラクターなので、そこを可能な限り再現できればと思います。長髪に初めて挑戦するので、髪さばきも頑張ります。」

市川さん:「瀬戸さんが演じる中沢 颯と似ているところが多いので、違いを出していきたいと思います。あと、『暴れだしたら誰にも⽌められない⾼圧的な暴⼒シンガー』ってどうなるんだろうと気になっています。」

中島さん:「決意を固めている表情。だけど、どこか弱い部分がある。ハンデがある。そんな風に感じました。あと、黒目の赤い部分ですかね。自分自身でカラコンをしたことがなく…… 7年前に一度コンタクトを入れる機会があったのですが、怖くて自分では入れられなくて。先日のビジュアル撮影ではメイクさんに入れてもらいました。」

瀬戸さん:「田中稔彦さん(勝聖舟役)も最近できるようになったんですよ。まあ10分くらいかかりますけど(笑) 以前は40分くらい格闘していたものの、人は追い込まれるとできるようになる。だから、追い込んでいこう!(笑)」

中島さん:「追い込んでやってみます!(笑)」

今回“覚醒”も大きなテーマとなりますが、稽古場や本番の際のルーティンや自分を鼓舞するものがあれば教えてください。

瀬戸さん:「特に稽古ではないですね。身体を動かしたり、声を出したりするくらいです。本番になると、トイレに籠って精神統一をしています。あと時間があるときは、舞台上ですべての台詞を言うようにしてます。何かあっても後悔しないように念入り準備して本番に臨んでいます。

中島さん:「瀬戸さんと同じで稽古場ではないんですが、本番前は1人になる時間を作っています。劇場の外で発声練習などを1人でしています。」

市川さん:「台詞を覚えることです。ゲームをしながら、台本を覚えています。マルチタスクが得意というわけではないんですが、何もしていないと頭に入らなくて。シューティングゲームなどのゲームしながらじゃないと台詞が入ってこないんです。」

今回ゲームに先駆けた舞台化ですが、普段はゲームをされますか?

瀬戸さん:「自分が出演させていただいた、ゲーム原作の作品のゲームはやりますね。

中島さん:「まったくやらないですね。たまにみんなで友人の家などに集まった際はウイニングイレブンをやるくらいです。」

市川さん:「めちゃくちゃやります! 幅広くFPS(ファーストパーソンシューティング:プレイヤーの目線でゲームを進めるアクションゲームのジャンル)、Switchの大乱闘スマッシュブラザーズ、ピクミンとか他ジャンルもやります。」

今作は「前世の記憶」が目覚める内容ですが、自分の前世について考えたことはありますか?

中島さん:「戦国時代が好きでした。学生時代はあまり勉強が得意ではなかったのですが、歴史は90点を取っていました。戦は今ではありえないですが、400~500年前にはあったと思うとロマンを感じます。なので、前世は戦国時代の落ち武者なんです!

瀬戸さん:「落ち武者じゃなくてもっと良い武士なんじゃない?(笑)」

瀬戸さん:「以前にお祓い?占い?に行ったことがあって、そのときに『技術は何もないけど売れてるイタリアの大道芸人』と言われ、特に優れたものがあるわけではないけど売れていて、人が集まってくると言われました。(笑) 自分自身も生まれながらにできることがないので、努力していて不安に思うときもあります。技術だけがすべてではないのかなぁと学んだキッカケにもなって、今に繋がるところもあります。」

市川さん:「前世とか正直信じていなくて…… 死んだら終わりじゃん。と思っています。前世はお金持ちがいいな~。前世も来世も……」

瀬戸さん:「今世も(笑)」

最後に読者の方へメッセージを一言お願いします。

中島さん:「原作がリリースされる前ですが、心配せず、安心して観に来てください!

瀬戸さん:「すでにビジュアルがとても美しいです。お芝居が素敵なキャストさんが集まっています。イラストがありつつも原作が動いていない状況なので、よいスタートを切れたらいいなと思っています。」

市川さん:「今回殺陣に期待して観に来てくださる方も多いと思うので、ガッカリさせないこと、かっこいい舞台を届けたいです。観終わった後に、土方を推しになってもらいたいと思います。

中島健さん、瀬戸啓太さん、市川慶一郎さんには前世や舞台でのルーティンなどさまざまな質問にお答えいただきました。今後稽古が始まり、徐々に形になっていく舞台「新宿羅生門」。どのような作品になるのか今から楽しみですね!

公演概要

【公演名】舞台「新宿羅生門」
【公演日時】2023年9月22日(金)~10月1日(日) 全12公演
※公演終了後、感染症対策を加味したうえ、キャストによる送り出しを予定しております。

【会場】こくみん共済coopホール/スペース・ゼロ
【チケット料金】 特典付き 12,000円(税込)※特典は後日告知いたします。
全席指定 9,700円(税込)

【チケット販売スケジュール】
一般販売(先着)
[販売期間] 2023年8月26日(土)10:00 ~(先行予約発券開始日)
[受付URL]
 イープラス https://eplus.jp/sin_rashomon/
 ぴあ https://w.pia.jp/t/rashomon-stage/
 ローソン https://l-tike.com/rashomon-stage/
 スペース・ゼロ チケットデスク https://www.spacezero.co.jp/ (インターネットのみ)
※申込上限枚数:1公演4枚まで

【出演者】
中島健 瀬戸啓太 橋本全一
井阪郁巳 田中稔彦 田中尚輝
市川慶一郎(9bic) 新谷聖司
塚本凌生 日向野祥
鵜飼主水 兼崎健太郎 金子昇 他

【スタッフ】
脚本・演出:萩原成哉
原作:ALTERGEAR「新宿羅生門プロジェクト」
企画協力:アイディアファクトリー/花梨エンターテイメント
主催・企画・制作:舞台新宿羅生門製作委員会
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ 提携公演
(C)新宿羅生門プロジェクト
(C)舞台新宿羅生門製作委員会

【公式サイト】http://askcoltd.com/rashomon-stage
【公式Twitter(X)】@rashomon_stage
【お問合せ】サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)


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