ミュージカル「伝説のリトルバスケットボール団」 ゲネプロ・囲み取材レポート

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7月26日(水)に、ミュージカル「伝説のリトルバスケットボール団」のプレビュー公演(7月27日(木)実施)に先駆けた、ゲネプロ・囲み取材が開催されました。公式レポートが届きましたので、ご紹介します。

目次

6人の俳優が何役も演じ分け、物語を紡いでいく。

本作は、学校でいじめられ、居場所がなくなった高校生スヒョンが、学校に現れた幽霊たちとバスケを通じて奮闘し、勇気と自信を取り戻していく⻘春感動ミュージカル。韓国の二大ミュージカル賞「イエグリーンミュージカルアワード」にて、主要部門であるミュージカル賞、演出賞、脚本賞候補に選ばれるなど、パク・ヘリムによる笑って泣けるストーリーとファン・イェスルによる美しく心躍る音楽が魅力の人気作。6人の俳優が1人何役も演じ分けながらストーリーを紡いでいくことも本作の大きな魅力です。

囲み取材も行われました!

【囲み取材登壇者】
スヒョン役 橋本祥平
ダイン役 梅津瑞樹
スンウ役 糸川耀士郎
ジフン役 吉高志音
サンテ役 太田将熙
ジョンウ役 平野良

Q.今作の見どころをお話しいただければと思います。

橋本:なにせ、6人しかいません。この6人が出ていないシーンは裏でバタバタと着替えて、すぐ出てっていう、約2時間の演劇なんですけれど、常にフル稼働で動いている状態でございます。
そしてバスケ経験者もいたり、僕もうそうなんですけれど、初心者の方もいたり、バスケットボールに向き合った期間、もう稽古がはじまる前から事前練習とかして向き合ってやっていましたので、そういう成果を届けられたらいいなと思います。なによりもスポ根ならではの爽快感のある作品をぜひ楽しんでほしいなと思います。

梅津:先ほども題材にバスケットボールがあったという話があったんですけれども、僕ら幽霊組は10代で亡くなってるという設定で、僕はですね30歳なんですよね。で、こうして脇を出す衣装を着て、生足も出してという、なかなか今後は見れないかもしれない…。でもう本当に心から10代の童心に返って駆けずり回って、で最終的には結構切ないというか、なんだか当時の10代の時の友達が今どうしてるかなというのを結構思い出したりなんかするくらい良い物語になっているので、ぜひ楽しみにしていただければなと思います。

糸川:本当に、人数は少ないんですけれど、全員個性豊かなキャラクターがいっぱい出てきて、ここに集まったキャストの皆さまが本当に素晴らしい方々が集まったなという風に思いますので、これぞ日本版「伝説のリトルバスケットボール団」というものをお見せできたら嬉しいなという風に思っております。

吉高:皆さん本当に稽古の中で沢山バスケの練習とかもしてきて、なんかこう部活というか、このスポーツでしか皆さんで共有できないような絆だったり、青春のワンカットだったり、そういうキラキラしたところを皆さまにお届けできたらなと思います。

太田:音楽がやっぱり明るくて、楽しくて、良い曲が多くて。韓国って今ドラマとかもそうですけど演劇も含め凄いエンタメのレベルが高いし、その中でこうやって日本で6人でそして生バンドを付けさせていただいて、曲を歌わせてもらえるというのは凄く光栄なことですし、内容も作品の中身は切ない部分もあったりするんですけれど、あまり重たくお芝居せず、こう軽々どんどんテンポ感良く進んでいくんですけれど、観終わったときにさっき梅くん(梅津瑞樹)も言っていましたけれど、あの時のあいつらどうしてるかなとか、そういう風にちょっとでも、友達のことを考えられる作品になっているんじゃないかなって思っていますし、生きている人間の方が時間が止まっていたり、亡くなった人が実はもうもっと先に進んでいたりするっていうの本当にあると思ってて、残された側ってずっと現代にとどまりがちなんですけれど、こういうの観てああ自分ももう一歩進みたいなという風になったら良いなと思っています。

平野:本当にその韓国特有のやっぱり音楽、軽快な音楽に乗せて、しかもそれが生バンドなので青春の爽やかな感じとかはじけ飛ぶ感じが、本当にライブの音ならではで飛んでくるというのがまず魅力ですし、2人が10代の頃を思い出したなんて言いましたけれど、僕10代の頃がもう思い出せないくらい昔なんだけれど…
ただ僕まあ大人組というか、一応コーチなんですけれども、やっぱり同じ舞台上に立っていてもこの5人が歌って踊ってるお芝居してる姿を見ると、それだけでなぜか胸が熱くなるような青春、青い春と書きますが、もっといっていいんじゃないかと思って。だからスカイブルースプリングですかね。以上です。

Q.来年2月に控えます本公演への意気込み

平野:明日プレビュー公演をして、来年2月、半年くらい空きますけれども、熱はそのままに、しかも、その間にもやっぱり考えることがきっと多くあるような作品ですので、また来年はこのフレッシュさにプラスして、またちょっとエッヂの効いたもっとシュッとした作品になるんじゃないかなと今から期待をしていますが、何よりもこの熱さ、というものを来年は冬ですけれども、この劇場を出る頃には「ちょっとじんわり汗かいちゃったわ」なんてお客様に言ってもらえるくらいの熱い公演にしたいと思っております。

太田:本当に良さん(平野良)が言った通りですね。より良い作品にするのはもちろんなんですけれど、今それこそ日本のスラムダンクとかが凄い韓国とかでも映画がヒットしていたり、いろんな方が観ている中で、逆に日本でこの「伝説のリトルバスケットボール団」を、来年はいろんな方に布教できたらいいなと思っていますし、また色んな国で、この作品が続いていくように頑張れたらなと思っております。

吉高:本公演まであと半年になるんですけれども、その中でここでまた色々感じてきたものをまたリトルバスケにぶつけて、体力ももっとつけて、とても良いキラキラしたフレッシュな青春を。バスケのこのエネルギーを。ぶつけられたらと思いますので、頑張りたいと思います。

糸川:本当に凄く良い作品ですし、良いキャストの皆様が揃っているので、まずは明日のプレビュー公演を頑張って、お客様に「リトルバスケ観に行ってきたけど凄く面白かったよ」と口コミでいっぱい広まって、本公演に繋がってくれたらとても嬉しいなと思いますので、明日全力で頑張りたいと思います。

梅津:もちろん本公演までの半年という期間って長いようで結構あっという間だったりもするわけで、もちろん明日、今日のゲネプロも含めて、3公演ですか。3回やって多分見えるものもあって、もっとこうしたかったなと思っても続きは無いんですよね。だから役作りだってもしかしたら半年の間にガラッと変わるかもしれないし。もちろんそれは演出のTETSUHARUさんだったりいろんな人と相談しながら決めることではあるんですけれど、だからまた来年は来年で0からものを作るというぐらいの気持ちで取り組みたいなと思っております。

橋本:改めてこの素敵な物語に生きれることが本当に幸せに思っております。明日プレビュー公演があるわけですけれども、それが来年の本公演に繋がる素敵な一日にできたらなと思いますし、何度も出てますけど、やっぱ韓国で上演されて、この素敵なミュージカルを日本で上演して、やっぱり僕らの使命としては、できるだけ沢山の人にこの素敵な物語を伝える。そのために明日全力で頑張って、来年また沢山の人に来ていただけるようなプレビュー公演にしたいと思っております。明日のプレビューは今ある全力を出すんですけれど、そこから来年に向けて伸びしろとかもまだまだあると思いますので、その伸びしろ含め、楽しみにして下さったら嬉しいなと思います。

公演情報

日程
<東京公演>2024年2月15日(木)〜2月25日(日)
<大阪公演>2024年3 月2日(土)〜3月3日(日)

チケット :近日公開

【キャスト】
スヒョン役 橋本祥平 ダイン役 梅津瑞樹 スンウ役 糸川耀士郎 ジフン役 吉高志音
サンテ役 太田将熙 ジョンウ役 平野良


<バンドメンバー>
キーボードコンダクター:田中葵、ギター:朝田英之、ベース:澤田将弘、ドラム:赤迫翔太

【スタッフ】
作 :パク・ヘリム
作曲:ファン・イェスル
オリジナル・プロダクション:アンサン文化財団、IM Culture


演出・振付:TETSUHARU
日本語上演台本・訳詞:私オム


協賛:スポルディング・ジャパン株式会社
企画・制作:株式会社 FAB
主 催:株式会社 FAB、サンライズプロモーション大阪

©リトルバスケットボール団 製作委員会

【公演 HP】http://littlebasketball.jp/
【公式 Twitter】@_littlebasket (ハッシュタグ:#リトルバスケ)
【公演に関するお問い合わせ】info@fabinc.co.jp

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