【稽古場レポート】開幕間近！「THE JUDGMENT DAY」

3月1日に「THE JUDGMENT DAY」がシアターグリーン Box in Boxにて、いよいよ開幕！　公演に先立ち、イケメン図鑑では稽古場に潜入。立ち稽古の様子をお届けします。

※以下ネタバレがありますのでご注意ください。

稽古場に潜入！

まずは舞台の広さや客席からの見え方の確認から。実際の舞台の広さや方向に合わせて、本番を意識しながら、入りや声量を調整していきます。

刑事二人（鳴海健翔/演・嶋崎裕道さん、藍原友一/演・樋口夢祈さん）の掛け合いから。上司と部下のテンポの良い掛け合いに引き込まれます。今回のメインテーマとなる首都圏男女連続殺人の概要が語られます。

一方、警察署に呼び出された5人の男性（宇野颯人/演・日向野祥さん、窪田斗真/演・武本悠佑さん、深沢晃希/演・山中健太さん、稲村颯太/演・田中朝陽さん、水越航大/演・湊丈瑠さん）の初対面のシーン。練習前の和やかな雰囲気から一転、稽古場が初対面シーンならではのギスギスとした居心地の悪さに包まれます。

セットの配置やそれに沿った動きも確認しながら進みます。

そこへ刑事2名も加わり、物語は加速していきます。

徐々に明らかになるそれぞれの素性と集められた理由ーー。

樋口さんの指導にも熱が入ります。本作は登場人物たちが会話をする中でお互いを探っていく心理戦が描かれます。ちょっとした言葉の抑揚で、互いがどう思っているかや、キャラクターの印象が変わってくるため、話すテンションや言葉の細かいニュアンスまで調整していく様子が見られました。

声の出し方、ちょっとした動きもキャラクターの見せ方に繋がります。

刑事役以外の5人は一度登場したらずっと出ずっぱりのため、樋口さんからの「スタートを間違えると終わり」と、会話のスタートの大切さを伝える場面も。

キャストのみなさんはすぐに指導内容を吸収。指導前と後では、キャラクターやセリフの印象が全く違っていて、本番にはどのような仕上がりになるのか、とてもワクワクしました！

セリフ量が多い作品。嶋崎さんが無意識に“首都圏”を“首都高”と言い間違えてしまい、笑いが起こる場面も。また、それにつられるように、役名の稲村颯太を”ハナムラ”颯太と言い間違えてしまい、笑いの連鎖が（笑）

終始緊張感がありつつも、チームワークの良さとみなさんの舞台に向かう情熱が伝わってきました！

7人が創り上げていく濃密な60分間。観る人によって変化する“正義”……

「THE JUDGMENT DAY」はぜひ劇場でお楽しみください！

▽本作に出演される、日向野祥さん＆武本悠佑さんにインタビュー！　こちらもぜひご覧ください✨

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公演概要