【舞台「HOUSE～７人の地縛霊～」】宮島優⼼（ORβIT）さん、⽥中尚輝さんインタビュー！

2024年8月23日から開幕する舞台「HOUSE～７人の地縛霊～」。 今回、宮島優⼼（ORβIT）さん、⽥中尚輝さんにお話を伺いました！　役作りや意気込みまでたっぷりお届けします。

舞台「HOUSE～７人の地縛霊～」

１人の女と１１人の男たちが紡ぐ究極のホラー？ラブコメディ。今年の厳しい暑さにぴったりの作品が8月にシアターサンモールにて上演されます。

▽公演PV

公演PVも公開され、ますます期待の高まる本作。イケメン図鑑では、主人公・榊健太役の宮島優心さん、地縛霊たちのリーダー・小松直樹役の田中尚輝さんにインタビューさせていただきました！　早速、その様子をお伝えします。

宮島優⼼さん、⽥中尚輝さんインタビュー！

出演が決まった感想を教えてください。

宮島さん：出演させていただけることがとても嬉しいです！　

以前、朗読劇「幽霊ハウス」として上演されていたものが今回パワーアップして新作品としてみなさんに届けられます。長く愛されているこの作品が、この先ももっともっと続くように頑張りたいです！

――宮島さんは朗読劇「幽霊ハウス」をご覧になったことはありますか？

宮島さん：ないんですよ！

田中さん：今は観なくてもいいかもね！　前作を意識しすぎてしまうかもしれないし。

宮島さん：そうしたら、終わってから観ることにします(笑)

――田中さんはいかがですか？

田中さん：僕は2021年の朗読劇で榊健太役をやらせていただいて、今回の舞台では小松直樹役をやらせていただきます。同じ題材で別の役柄ができることはとても贅沢で幸せだなと思います。

今、お話にあったように田中さんは2021年に朗読劇「幽霊ハウス」にて主演を務め、今回は地縛霊をまとめるリーダー役を務めますが、別役を演じるうえで役作りはどのように行っていますか？

田中さん：台本を読んだときにリーダーではあるのですが、他の地縛霊に振り回されることが多く、先頭に立つというよりかは中心に立つことが多いのかなと感じました。自由気ままな地縛霊を無理してまとめるよりも、みんながやりたいことのサポートをするようなリーダーの働きができればと思います。個性豊かな地縛霊一人ひとりとの絡みを大事にして、キャストが輝くようなリーダーになりたいですね。

――絡みというお話がありましたが、今回のキャストのみなさんは田中さんと共演したことのある方が多いかと思います。現時点でどんなカンパニーになりそうでしょうか？

田中さん：そうなんです！　笑いに貪欲なメンバーが多いので、稽古でも本番の日替わりネタでもどんどんいろいろなことにトライしていきそうだなと思います。明るい稽古場になりそうです！

――ちなみに田中さんは普段、リーダーの立場になることが多いのでしょうか？

田中さん：いいえ！　どちらかというと甘えたいので(笑)

でも、もちろんプライドがあって「自分でこうしたい！」と突き進むときもあります。

ただ楽しいのが一番なので、空気や風通しのよい現場作りができればと！　リーダーというよりは仲間としてみんなで挑戦していきたいですね。

――今回主演を務められる宮島さんへアドバイスはありますでしょうか？

田中さん：以前に主演を演じた僕が一緒の座組にいることでプレッシャーに感じることもあるかなとは思うのですが、そこはまったく気にしないでほしいです！　前回のときはどうだったのかなと意識せずに、「これがやってみたい！」「こうしたい！」と優心くんが思う健太を演じてほしいです。なにか困ったことがあれば、みんなで共有して、一つのゴールに向かって走っていきたいなと思います。
……でも、結構大変だと思います(笑)　ツッコミも多いもんね？　関西出身？

宮島さん：バリバリの埼玉人なんです(笑)

田中さん：そうなんだ！　俺関西人やから、ツッコミは慣れているからアドバイスするよ！　ド滑りしたら、全部田中のせいにしていいので(笑)

宮島さん：わー！　それはありがたいです(笑)

――宮島さんアドバイスを聞いていかがでしょう？

宮島さん：以前に健太役を演じた田中さんが、「自由にやっていい！」と言ってくださるだけで、気持ちが少し楽になりました。
朗読劇「幽霊ハウス」を観てくださった方も今回観に来てくださるかと思うので、同じ健太でも演じる人によって新しい表現が生まれるところ、その“違い”を楽しんでもらいたいです。もちろん自分もその違いを楽しめたらと思います。

宮島さん、今回の役の印象や役作りについてお聞かせください。

宮島さん：健太の一途さ、ひたむきさに男らしさを感じました。

役作りの部分では、僕も大事な存在を思い浮かべて、誰かを守る、思い続けるという気持ちを再確認しています。

ーー役の部分で似ている部分や違う部分はありますか？

宮島さん：それでいうとツッコミとかは似てない部分かなと思います。人がボケていてもスルーしてしまうんですよね……　「あ、なにかやってる」くらいで(笑)

田中さん：あはははは(笑)

宮島さん：健太はズバズバ言ってしまうから、そこは全く違うなと。

――田中さんがよいレクチャーをしてくれそうですね？

田中さん：今後そこは一緒に練習していこう(笑)

宮島さん：お願いします！

本作はホラー？ラブコメディとなっていますが、みなさんのひんやり体験があれば教えてください。

宮島さん：最近というか今日そんなエピソードがありました！　車で現場に向かっていたんですけど、あまりにも駐車場が満車で……　15か所くらい回っても全然空いてなくて。「今日尚輝くんと初めましてなのにどうしよう。」と思いましたね。暑いからかいている汗なのか、冷や汗なのか、わからない状況でした(笑)

田中さん：それは焦るよね！　僕は舞台というお仕事をやらせてもらってから、絶対と言っていいほど、千穐楽が終わった次の日は遅刻する夢をみます。夢から醒めたときに「まずい、遅刻したー！」とすごい焦るんですけど、携帯を確認すると「あ、良かった。遅刻していない。」と安心します(笑)

これは役者あるあるなんじゃないかな？

宮島さん：僕も似たような夢をみたことあります！　何回も繰り返し見る夢なんですけど、台詞を覚えていないまま舞台に立ってしまう……

田中さん：わかる！　そういう夢ってみるよね！

宮島さん：本番が近づくたびにその夢を見て……　何も台詞を覚えていなくて、アドリブで頑張るけど……

田中さん：急にシーンが変わって、わけわからなくなるよね？(笑)

宮島さん：そうなんです！　ありますよね……

田中さん：そういった夢をみたときは本当にヒヤッとします。

最後に意気込みを一言お願いいたします。

宮島さん：僕は初めてのストレート舞台ということで、自分自身も楽しんでやりたいですし、お客様にも楽しんでいただけたらと思います。

作品自体が“生と死”を、そして誰かを想い、そのために自分に何ができるかを考えさせられるものになっています。

観終わった後に、心のどこかにずっと残り続けるような作品になっていますので、ぜひぜひ劇場でお待ちしております！

田中さん：優心くんに今日初めて会いましたが、心の底から背中を押してあげたくなる俳優だなと思ったので、朗読劇「幽霊ハウス」よりもパワーアップした作品を一緒に届けたいです！

この夏の暑さを吹き飛ばせるホラーになるのか、笑いが飛び交うコメディになるのか、涙を流すハートフルな作品になるのか……　どうなるかはみなさまがどう受け取ってくださるか次第ですが、明日もがんばろうと思えるような作品になると思います。

みなさまの背中を押せるように精一杯演じますので、どうぞ劇場にお越しください！

実はこの日が初対面だったお二人！　インタビュー中は、初対面とは思えない和やかな空気で、掛け合いもピッタリでした。

この暑い夏にぴったりなホラー？ラブコメディの様子はぜひ劇場でお楽しみください♪

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公演概要